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在中国日本国大使 丹羽宇一郎 挨拶 

 

 

 

 中国の皆様、こんにちは。日本大使の丹羽宇一郎です。


 7月31日に着任しました。私は長くビジネスマンとして中国と深く関わってまいりましたが、まさか自分が大使として中国にやってくるとは思っていませんでしたので、とても光栄に感じています。


 よく日中関係は長い歴史を持つ一衣帯水の関係であると言います。まさにそのとおりで、すでに二千年以上の交流の歴史があります。そして今後も千年、二千年と隣人としてつきあっていくことになります。


 近いことは交流を深めるのに有利であると同時に、かえってお互いの違いや不一致が目に付くことになります。しかしながら、長年の友人関係においてもそうですが、常に相手の事を考え、お互いに努力することが重要です。私たちは、その点を踏まえつつ、二千年の交流の歴史の上に新たな日中関係を求めていく必要があります。今や日本も中国も世界の中で責任のある地位にあります。その両国が手と手を携えて協力していくことは、日中両国の国民のみならず、世界中の人々のためにも重要です。両国が首脳レベルで合意している「戦略的互恵関係」とは、双方のこのような姿勢の中に結実するものだと考えています。


 いまや日中関係の担い手は、政治家や外交官という一部の人々ではなく、一人一人の国民が主人公になりつつあります。中国に来て一番感じるのは、この点です。特に、高校生や大学生などの若い人々が、国や言葉の違いを難なく乗り越えて交流を深めている姿を見ると、とても頼もしく思います。


 私は普段は北京にいますが、機会を見つけて様々な地方にも行き、できるだけ多くの方々とお会いしたいと考えています。是非、皆様と共に、永遠の未来に向かう日中関係を創っていきたいと考えています。

 

 

 
 

 

略歴

 

  1962年 3月   名古屋大学法学部卒業
  4月   伊藤忠商事株式会社入社
  1989年 4月  

食料第二本部長心得

兼油脂部長

  1990年 4月   業務部長
  1992年 6月   取締役
  1994年 6月   常務取締役
  1996年 4月  

専務取締役 

生活産業グループ統括役員

兼食料部門長

  1997年 4月  

取締役副社長

社長補佐 経営企画担当役員

兼海外・開発担当役員

兼生活産業カンパニー管掌

  1998年 4月   取締役社長
  2004年 6月   取締役会長
  2010年 4月   取締役相談役
  6月   特命全権大使 中華人民共和国駐箚
 
 

 

 

大使活動