新疆ウイグル自治区沢普県布依魯克タジク族郷小中学校校舎建設計画の竣工式を開催
(09.03.03)
3月3日、新疆ウイグル自治区沢普県のプロジェクトサイトにおいて、平成18年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「新疆ウイグル自治区沢普県布依魯克タジク族郷小中学校校舎建設計画」の竣工式が執り行われました。当館より小松庸人書記官が、中国側より努爾買買提肉孜・新疆ウイグル自治区沢普県副県長ほかが出席しました。
(1)案 件 名:新疆ウイグル自治区沢普県布依魯克タジク族郷小中学校校舎建設計画
(2)被供与団体:新疆ウイグル自治区沢普県人民政府
(3)案件概要:
新疆ウイグル自治区西部に位置する沢普県の布依魯克タジク族郷小中学校において、新たに校舎1棟(レンガコンクリート構造、3階建て、建築面積1,603.2㎡)を建設する。
(4)案件の社会的背景・ニーズ:
新疆ウイグル自治区西部に位置する沢普県は人口18.6万人(石油基地の人口を含む)、うち少数民族14.1万人が住んでおり、面積は約1,000k㎡。主要な産業は農業及び石油・石油化学工業で、貧困県の指定こそ受けていないものの、県民の平均年収は3,150元と伸び悩んでいる。特にプロジェクト・サイトが所在する布依魯克郷は同自治区より貧困郷に指定されており、郷民の平均年収は1,402元と低い。
沢普県布依魯克タジク族郷小中学校は、10学年(幼稚部、小学6年及び中学3年)、29クラスの計940名が学ぶ、少数民族系学校である。同校の校舎は1985年に建設されたものであり、その大部分が老朽化し危険建築物の指定を受けている。児童・生徒は日々、安全面で不安を感じながらもやむを得ず危険建築物の中で授業を受けている。
老朽化の問題だけではなく、同校はその教室不足も深刻であり、現在、本校から3kmほど離れた地点に仮校舎を設置し、2か所に分かれて授業を行っている。このような状況の下、同校は新たな校舎を建設する必要性に迫られていた。
(5)裨益効果:
本件の実施により、危険建築物の中での授業や2か所に分かれての授業といった状態が解消され、在校生940名、教職員51名が快適な学習環境の下で授業を行える。
(6)供与限度額:85,250米ドル(2007年9月18日現在:9,889,000円、約64万元相当)
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