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「新疆ウイグル自治区岳普湖県艾西曼鎮中学校校舎建設計画」

の竣工式を開催

(09.03.04)

 

 

  3月4日、新疆ウイグル自治区岳普湖県のプロジェクトサイトにおいて、平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「新疆ウイグル自治区岳普湖県艾西曼鎮中学校校舎建設計画」の竣工式が執り行われました。当館より小松庸人書記官が、中国側より艾山江艾合買提・新疆ウイグル自治区岳普湖県県長ほかが出席しました。

 

(1)案 件 名:新疆ウイグル自治区岳普湖県艾西曼鎮中学校校舎建設計画


(2)被供与団体:新疆ウイグル自治区対外貿易経済合作庁


(3)案件概要


 新疆ウイグル自治区西部の岳普湖県艾西曼鎮中学校において、その敷地内に校舎1棟(レンガコンクリート構造、3階建て、建築面積1,128.6㎡)を建設する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ


 新疆ウイグル自治区西部に位置する岳普湖県は人口14.2万人(うち少数民族7.38万人)が住んでおり、面積は3,327k㎡。主要な産業は農業であるが、年間平均降水量がわずか48mmという厳しい自然条件のため、県民の平均年収は2,225元にとどまっており、国家級貧困県の指定を受けている。また、同県は2003年にマグニチュード2.24及び5.4の地震が発生し、多くの住宅、オフィス、教育衛生施設が倒壊し、住民の生命、財産に多大な損害が出た。


 岳普湖県艾西曼鎮中学校は1972年に設立され、小学6年生から中学3年生までの4学年(25クラス)、1,149人が学ぶ同鎮唯一の少数民族中学校である。


 同校は双語班(少数民族母語と中国語による授業を行う)を設けており、近年入学者数が増加しているが、現有校舎5棟(全て平屋)のうち1棟(461㎡)がD級危険建築物に指定され使用できないなど、現有の校舎・設備では正常な学習環境を確保できていない。その結果、進学希望者の学区外への流出や中途退学を招いており、新校舎の建設が急務となっていた。


(5)裨益効果


 本件の実施により、生徒1,149名、教職員78名が快適な学習環境の下で授業を行える。


(6)供与限度額:85,976米ドル(2007年9月18日現在:9,973,216円、約64万元相当)

 

実施前のプロジェクトサイトの模様