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湖北省宜城市実験小学校校舎建設計画の竣工式を開催

(09.08.06)

 

 
 8月6日、湖北省宜城市のプロジェクトサイトにおいて、平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「湖北省宜城市実験小学校校舎建設計画」の竣工式が執り行われました。当館より渡邊書記官が、中国側より周森鋒 宜城市市長ほかが出席しました。

 

 

(1)案件名:湖北省宜城市実験小学校校舎建設計画


(2)被供与団体:湖北省宜城市人民政府


(3)案件概要
湖北省北中部に位置する宜城市の実験小学校において、校舎1棟(レンガコンクリート構造、5階建て、2,057㎡、18室)を建設する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ


 湖北省北中部に位置する宜城市(県に相当)は、面積2,115k㎡で人口約53万人が住む。市民は農業を主な収入源としているが、平均年収は2,950元(約4万4,250円)と貧しい状態にある。宜城市実験小学校は1987年7月に設立され、現在在校生数2,894人(29クラス)、教職員数122人。


 同校は深刻な校舎不足の状態にあり、国家基準(45人/クラス)に照らせば64教室を要するところ、実際には32室しかない。そのため、1クラス当たりの平均児童数は99人、最も多いクラスでは104人に達している。教室内は非常に込み合い着席も困難であるほか、暑い夏場には教室内が熱気でむせ返り、異臭が漂うといった劣悪な環境下での学習を余儀なくされている。


 また、同校学区の一帯が商業区と居住区を兼ね合わせた人口密集地帯と成りつつあり、今後、さらに300名以上の児童の入学が見込まれている。このような状況の下、同校は新たな校舎を建設する必要性に迫られている。


(5)裨益効果


 本案件の実施により、同校1クラス当たりの平均人数は約67名と、国家基準には及ばないまでも大幅に低減し、在校生2,894名の学習環境が改善される。


(6)供与限度額86,044米ドル(2007年5月29日現在:9,981,104円、約65万元相当)


(7)特記事項:


本件の竣工後、コクヨインターナショナル株式会社より同小学校に対し14,500冊(児童1名当たり約5冊)のノートが寄贈される。