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「吉林省敦化市職業技術学院実習訓練センター設備整備計画」の機材引渡し式典を開催

(09.11.13)

 

 

   11月13日、吉林省において、平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「吉林省敦化市職業技術学院実習訓練センター設備整備計画」の機材引渡し式が執り行われました。当館より志賀書記官が、中国側より姜東平・吉林省敦化市教育局副局長他が出席しました。

 

 

(1)案 件 名:吉林省敦化市職業技術学院実習訓練センター設備整備計画


(2)被供与団体:吉林省敦化市人民政府


(3)案件概要
吉林省敦化市の職業技術教育訓練の条件改善を目的として、同市職業技術学院の実習訓練センターにおいてエコノミーNC旋盤5台及びNC加工シミュレーター1台を購入するための資金を供与する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ


 吉林省東部の延辺朝鮮族自治州に位置する敦化市は、人口約48万人(朝鮮族の割合は約4.8%、15の少数民族を有する)、面積1万1,957k㎡、工業(林業、製薬)及び農業を中心産業とする。同市は、東北に位置し、中央政府が掲げる開発の重点地域の対象とされている。農民の平均年収は4,202元(約63,000円)である。


 敦化市職業技術学院(教師数213名、学生数2,162名)は、中学卒業レベルの学生(15歳~18歳)を対象として、NC技術、コンピュータ・ソフト、コンピュータを用いた設計デザイン、自動車整備技術、溶接技術、服装工芸、幼稚園教師、ホテル・サービス等の職業技術の教育・訓練を実施しており、学生は農村部を含む敦化市内全域から集まっている。


 同学院は、校舎等の整備はなされてきたものの、学生数の増加(2010年には、学生数が3,000名に達する見込み。)に対応した教育・訓練用の実習設備の整備が遅れており、自ずと座学中心とならざるをえず、座学で習得した知識の実習訓練が圧倒的に不足している。


 特に、本プロジェクトの対象となる実習訓練センターは、その建物が2006年に整備され、各部屋に装置名や実習科目名を付したプレートが掲げられているものの、部屋の中には実習に必要な機器・機材が十分には設置されておらず閑散とした印象を否めない。また、それら実習に必要な機器・機材の購入資金を独力で調達することは困難な状況にある。


(5)裨益効果


 本件の実施により、敦化市全域から集まる学生の職業技術実習条件が改善される。


(6)供与限度額:85,952米ドル(2008年1月28日現在:9,970,432円、約62万元相当)