「吉林省敦化市第二人民医院婦人病医療機材整備計画」の機材引渡し式典を開催
(09.11.13)
11月13日、吉林省において、平成19年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「吉林省敦化市第二人民医院婦人病医療機材整備計画」の機材引渡し式が執り行われました。当館より志賀書記官が、中国側より邵奎力・吉林省敦化市衛生局副局長他が出席しました。
(1)案 件 名:吉林省敦化市第二人民医院婦人病医療機材整備計画
(2)被供与団体:吉林省敦化市人民政府
(3)案件概要:
吉林省敦化市において、同市第二人民医院の婦人病治療を改善することを目的として、カラー・エコー1台を購入するための資金を供与する。
(4)案件の社会的背景・ニーズ:
敦化市第二人民医院(医師数39名、看護士数29名、その他職員101名、ベッド数105床)は、敦化市内の低所得者層の住民に対して、低額にて医療サービスを提供している。年間延べ3万1,200人の患者を診察し(そのうち5,400人が救急医療)、343例の手術を行う同院は、地域の低所得者層の住民らに欠かせない医療機関であると言える。
一方、敦化市第二人民医院は、1933年に「吉長吉敦鉄路医院敦化分院」として日本により設置されたという歴史と伝統は保持するものの、建物等の箱モノも投資の不足が感じられ、鉄道職員をはじめとする公務員や農民への医療を担当することとの関係で、医療費は低額に抑えられており、それに対応して医療機材の整備は立ち遅れている。新型農村合作医療制度の普及に伴い、患者数が増加したことに加え、必要とされる医療レベルも高まっている状況においては、住民に提供する治療の範囲を拡大し、より危険要素の少ない条件の下で健康回復に専念できる環境作りを急ぐ必要がある。
特に、低所得者層の婦人病対策は、この地域における医療の最重要事項の一つであり、カラー・エコー等を用いて個々の患者に対し正確な診断を行うことが不可欠であるが、それに要する機材を独力で調達することは困難な状況である。
(5)裨益効果:
本件の実施により、敦化市全域の婦人約18万2,300人の医療条件が改善され、身体的・経済的負担が軽減される。
(6)供与限度額:84,840米ドル(2008年1月28日現在:9,841,440円、約61万元相当)
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