「湖南省漣源市橋頭河鎮龍建完全小学校校舎建設計画」及び「湖南省邵陽県五峰鋪鎮田東完全小学校校舎建設計画」の贈与契約署名式を開催
(09.11.20)
11月20日、湖南省長沙市において、平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「湖南省漣源市橋頭河鎮龍建完全小学校校舎建設計画」及び「湖南省邵陽県五峰鋪鎮田東完全小学校校舎建設計画」の贈与契約署名式が執り行われました。当館より手塚書記官が、中国側より周船・湖南省商務庁副庁長他が出席しました。
【署名案件Ⅰ】
(1)案 件 名:湖南省漣源市橋頭河鎮龍建完全小学校校舎建設計画
(2)被供与団体:湖南省漣源市人民政府
(3)案件概要:
湖南省中央部の漣源市橋頭河鎮龍建完全小学校において、安全かつ快適な学習環境を確保するため、D級危険建築物(注:A~D級までの4段階、D級が最も深刻)に指定されている現有の第一校舎を取り壊し、新たに校舎1棟(レンガコンクリート構造、3階建て、建築面積1,500㎡)を建設する。
(4)案件の社会的背景・ニーズ:
湖南省中央部に位置する漣源市は面積1,895k㎡、人口113万人。主要な産業は農業や牧畜業であるが、市民の平均年収は3,250元と低く、省級貧困市に指定されている。また、当該サイトである橋頭河鎮の貧困状況は更に厳しく、住民の平均年収は800元である。
漣源市橋頭河鎮龍建完全小学校は、1950年に設立され、現在、児童565名(6学年、14クラス)、教師24名を有している。
1984年に建設された同校の第一校舎(レンガ木造構造、2階建て、建築面積1,100㎡)は、D級危険建築物に指定され、10ヶ月以上前に使用禁止となり、もう一棟の現有校舎である第二校舎には教室が5室しかないため、残り9クラスは、学校外部に教室を借りて授業をせざるをえない状況となっている。
こうした現状を改善するためには新校舎の建設が不可欠であるが、同校の新校舎建設資金全額を捻出することが困難であるため、日本政府へ支援を要請越したものである。
(5)裨益効果:
本件の実施により、在校生565名、教職員24名が快適な学習環境の下で授業を行うことができるようになる。
(6)供与限度額:96,505米ドル(2009年8月24日現在:9,940,015円、約66万元相当)
(7)特記事項:
本件の竣工後、コクヨインターナショナル株式会社より同小学校に対し1,200冊(児童1名当たり約2冊)のノートが寄贈される予定である。
【署名案件Ⅱ】
(1)案 件 名:湖南省邵陽県五峰鋪鎮田東完全小学校校舎建設計画
(2)被供与団体:湖南省邵陽県人民政府
(3)案件概要:
湖南省中央部の邵陽県五峰鋪鎮田東完全小学校において、安全かつ快適な学習環境を確保するため、D級危険建築物(注:A~D級までの4段階、D級が最も深刻)に指定されている1958年築の校舎1棟、職員棟1棟及び1982年築の校舎1棟を取り壊し、新たに校舎1棟(レンガコンクリート構造、3階建て、建築面積1,058.10㎡)を建設する。
(4)案件の社会的背景・ニーズ:
湖南省中央部に位置する邵陽県は面積1,996k㎡、人口98万人。主要な産業は農業であるが、県民の平均年収は都市部で4,800元、農村部では2,200元と低く、国家級貧困県に指定されている。また、当該サイトである五峰鋪鎮の貧困状況は更に厳しく、住民の平均年収は1,600元である。
邵陽県五峰鋪鎮田東完全小学校は、1958年に設立され、現在7学年7クラス(学前クラス+小学6学年)、児童298名、教師10名(校長1名を含む)を有している。
同校の校舎のうち1958年に建設された校舎(レンガ木造構造、平屋、建築面積170㎡)及び職員棟(木造構造、平屋、建築面積214㎡)は、2006年にD級危険建築物に指定され、使用禁止となっている。また、1982年に建設された校舎(レンガ木造構造、2階建て、建築面積720㎡)も、2007年にD級危険建築物に指定されているが、他に学校所有の建物がないため、同校舎を使用せざるを得ず、さらに、同校舎には教室が4室しかないため、残り3クラスは学校外部に教室を借りて授業を実施せざるを得ない状況となっている。
こうした現状を改善するためには新校舎の建設が不可欠であるが、同県の財政は支出超過(歳入:2.26億元 歳出:9.70億元:2008年)の苦しい状態にあり、同校の新校舎建設資金全額を捻出することが困難であるため、日本政府へ支援を要請越したものである。
(5)裨益効果:
本件の実施により、児童298名、教師10名が快適な学習環境の下で授業を行うことができるようになる。
(6)供与限度額:93,680米ドル(2009年8月24日現在:9,649,040円、約64万元相当)
(7)特記事項:
本件の竣工後、コクヨインターナショナル株式会社より同小学校に対し600冊(児童1名当たり約2冊)のノートが寄贈される予定である。
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