12月2日以来、江蘇省南京市で相次いで発生した2例の高病原性鳥インフルエンザの人への感染病例に関し、14日、衛生部は、感染者との密接接触者に対して行っていた医学観察を全員解除したと発表しました。
しかしながら、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き当館ホームページ等の最新情報に注意いただくとともに、日常生活など可能な範囲の予防を充分にしていただくようお願いいたします。
【衛生部発表を当館で仮訳したもの】
12月2日以来、江蘇省南京市で相次いで発生した2例の人感染鳥インフルエンザ病例については、両病例は父子関係にあり、そのうち先の病例は死亡した。第2の例については、積極的な治療により、目下、すでに危険期は脱して、病状は好転している。両病例の密接接触者には、医学観察期間中に全員とも異常な臨床表現は出現せず、12月12日に全ての医学観察を解除した。
当地の衛生部門は、連続10日間にわたり、拡大した原因不明の肺炎について観察し、外来の発熱病例の呼吸気道のサンプルを採取してきたが、検査結果は全て陰性で、疑わしい病例や異常な現象は現れなかった。
(衛生部ホームページ http://www.moh.gov.cn/newshtml/20824.htm)
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