在中国日本国大使館
1. 北京市で高病原性鳥インフルエンザの人への感染・死亡例が確認された事案に関して、1月7日午後、北京市衛生局による会見が開かれました。詳細について更に確認を要する点はありますが、会見の概要は以下のとおりです。
(1)1月5日に死亡した患者の他に新たな患者は発生しておらず、医学観察下にある116名についても現在のところ異常は見つかっていません。
(2)専門家によれば人間が鳥インフルエンザに感染した場合の発病までの潜伏期間は一般的に7日間であることから、今後新たな感染者が確認されなければ、7日後には現在の警戒態勢を解除するとの方針をとっています。
(3)現在のところ、今回の事案でヒトからヒトへ感染が広がる生物学的な裏付けは見つかっておらず、今後ヒトからヒトへの感染していく可能性はゼロに近いと見ています。市民に対しては過度に心配しないよう呼びかけています。
(4)市内の鳥インフルエンザ指定病院として「佑安病院」と「地壇病院」が指定されました。
2.以上のとおり当局は発表していますが、引き続き、不用意に鳥に近寄ったり触れたりせず、衛生管理にも十分注意してください。
当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ及びメールマガジンでお知らせします。
その他、感染地域滞在の注意事項については、「海外渡航者のための鳥及び新型インフルエンザに関するQ&A」を御参照ください。
(http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html)
(参考ホームページ)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター
電話:(代表)03ー3580ー3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
○鳥インフルエンザに関する情報(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp
○高病原性鳥インフルエンザ(国立感染症研究所感染症情報センター)
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
○Avian influenza(世界保健機関(WHO))
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/
○国際獣疫事務局(OIE)
http://www.oie.int/eng/en_index.html
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