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メキシコ及び米国等における新型インフルエンザ問題について(NO.9)

 

2009年5月4日
在中国日本国大使館

 

5月4日、外務省は以下の感染症広域情報を発出し、感染地域への渡航・滞在に関する注意を呼びかけていますのでお知らせします。

 

【感染症広域情報】

 

1.2009年4月30日、世界保健機関(WHO)は、パンデミック警戒レベルをフェーズ4から5へ引き上げました。
  メキシコについては、別途、「感染症危険情報」を発出しています。メキシコへの渡航を予定している方は、不要不急の渡航は延期してください。また、メキシコ滞在中の方は、不要不急の外出は控え、十分な食料・飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止策を徹底してください。なお、今後は出国制限が行われる可能性又は現地で十分な医療が受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方は、早めの退避を検討してください。
  また、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認された国・地域(19カ国・地域)に対しても、別途、「感染症危険情報」を発出しています。渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。また、これらの国に滞在される方は、WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。

  2009年5月4日8時(日本時間)現在、感染が確認された旨政府当局またはWHOが発表した国・地域は以下の通りです。メキシコ及び米国を除き、各国・地域とも死亡者はありません。

(1)WHOが同時点で公表している感染状況は以下の通りです。
 感染が確認された国 18カ国・地域、感染者数 898人
メキシコ        感染者数    506人(うち 19人死亡)
米国          感染者数    226人 (うち 1人死亡)
カナダ         感染者数    85人
スペイン        感染者数    40人
英国          感染者数    15人
ニュージーランド   感染者数     4人
ドイツ          感染者数     8人
イスラエル       感染者数     3人
フランス         感染者数     2人
オーストリア      感染者数     1人
オランダ        感染者数     1人
スイス         感染者数     1人
香港          感染者数     1人
デンマーク      感染者数     1人  
韓国          感染者数     1人
コスタリカ       感染者数     1人
アイルランド      感染者数     1人
イタリア         感染者数     1人

 

(2)現地政府が発表している国
コロンビア       感染者数     1人(コロンビア社会保健省発表)
エルサルバドル    感染者数     2人(エルサルバドル厚生省発表)

 

  また、5月4日午前8時現在、感染疑いがある国は以下のとおり(報道含む。25ヶ国)です。
インド、シンガポール、オーストラリア、スウェーデン、チェコ、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、リトアニア、ルーマニア、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、グアテマラ、チリ、トリニダード・トバゴ、パナマ、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、ボリビア、南アフリカ

 

2.新型インフルエンザとは、動物のインフルエンザウイルスがヒトの体内で増えることができるように変化し、継続的にヒトからヒトの感染がみられるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザといいます。
 今般、メキシコや米国等で感染が確認された豚インフルエンザ(H1N1亜型)は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する法律」第6条7号に規定する新型インフルエンザに位置づけられたところです。

 

3.豚由来インフルエンザがヒトに感染した場合、発熱、倦怠感、食欲不振、咳など、通常のインフルエンザ症状があらわれます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐や下痢などの症状を訴える患者もいます。

 

4.感染防止策
下記の点に留意し、感染防止に努めてください。
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。
(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
(5)発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。

 

5.帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください。)。

 

 

(問い合わせ先)
○外務省新型インフルエンザ相談窓口
電話:(代表)03-5501-8000
(内線)4625、4627、4629
○外務省領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
(携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/

(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
http://www.cdc.gov/h1n1flu/(英語)
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)

http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

 

在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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