新型インフルエンザ問題について(NO.23:中国国内初の2次感染例)
2009年5月29日
在中国日本国大使館
1.5月28日、福建省及び上海市で各1例の新型インフルエンザの感染者が確認されました。また、5月29日には、広東省で4例、上海市で2例の感染者が確認されました。このうち、広東省の1例は、中国国内初の2次感染例です。事例の詳細については、広州総領事館HP(http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/index.htm)をご覧下さい。
2.5月29日現在の中国の感染確定数は以下のとおりです。
合計 21例
(内訳)四川省、山東省、浙江省、湖南省:各1名
福建省:2名、上海市:4名、北京市:5名、広東省:6名
3. 新型インフルエンザは世界中で感染が拡大しており、中国政府は強力な水際対策を実施していますが、今般、広東省で2次感染者が発生したことにより、今後、中国でも感染が更に拡大する可能性が考えられます。在留邦人の皆様方におかれては引き続き中国国内の状況に関する関連の情報に注意しつつ、冷静に対応し、手洗い、うがいの励行、及び外出時に人混みに入る場合のマスクの着用等の感染防止対策の一層の徹底をお勧めします。 |