新型インフルエンザ問題について(NO.25:北京市指定病院の追加等)
2009年6月9日
在中国日本国大使館
1、6月9日午前時点の中国の感染確定数は以下のとおりです。このうち国内での2次感染が確認された例は国内3省で計12例発生しており、それ以外は海外で感染した事例です。これまで死亡例はありません。
【合計 89例 (うち中国国内での2次感染例は12例)】
内訳:山東省、山西省、河南省、湖南省 各1名
浙江省 2例
湖南省 3例
四川省 10例(うち中国国内での2次感染例が8例)
上海市 11例
福建省 16例(うち中国国内での2次感染例が2例)
北京市 19例
広東省 24例(うち中国国内での2次感染例が2例)
2、北京市衛生局は、北京市における新型インフルエンザの指定病院について、これまでの地壇病院、佑安病院に加えて、新たに8病院を追加しました。
【病院リスト】
地壇病院、佑安病院、協和病院、中日友好病院、北大第一病院、天壇病院、朝陽病院、同仁病院、航天中心病院、華信病院
(なお不足する場合には北京老年病院、北京胸科病院を補助的に追加。)
3.北京市衛生局は、新型インフルエンザ患者との密接接触者等に対して行う医学観察対象者の停留場所について、これまでの国門路飯店と京林大厦に加えて、燕翔飯店(朝陽区将台路甲2号。)を追加しました。
4.新型インフルエンザは引き続き世界中で感染が拡大しており、中国政府は強力な水際対策を実施していますが、今後、中国でも感染が更に拡大する可能性が考えられます。在留邦人の皆様方におかれては引き続き中国国内の状況に関する関連の情報に注意しつつ、冷静に対応し、手洗い、うがいの励行、及び外出時に人混みに入る場合のマスクの着用等の感染防止対策の一層の徹底をお勧めします。
5.本件に関するお問い合わせは、大使館対策室(電話: (010)6532-2357、(010)6532-1507、当面平日9:00-17:45)にお願いします。
(関連ホームページ)
○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連)
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
○CDC(米国疾病予防対策センター)
http://www.cdc.gov/h1n1flu/(英語)
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html
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