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鳥インフルエンザ関連情報(第二十一報)

(中国における感染状況について)


2013年5月2日
在中国日本国大使館

 

 

1.5月1日16時点の中国国家衛生・計画生育委員会の発表を踏まえた、中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の感染確定症例数は、北京市、河南省、山東省、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、江西省、福建省、湖南省の計128名(臨床症状のない一例を含む)、死亡者数は27名となっています。

 

2.中国国家衛生・計画生育委員会は、4月25日~5月1日の鳥インフルエンザA(H7N9)の感染等の状況を発表しました。同発表によれば、同一週間で中国本土の感染例は19例増えています。また、死亡例は計26例となっており、同1週間で3例増えています(当館注:右死亡総数には、下記4.の江西省の新たな死亡例はカウントされていません)。発表の主要点は以下のとおりです。
(1)5月1日16時時点で、中国で127例の鳥インフルエンザA(H7N9)感染確定症例が報告され、そのうち、26名が死亡、26名が回復している。(当館注:北京市の感染者2名のうち、4月15日付の当館の「鳥インフルエンザ関連情報(第九報)」でご連絡しました北京市での4歳男児の感染のケースについては、ウイルス感染は確認されたものの、臨床症状がないとして、中国当局発表の感染者合計数には含まれておりません。)
(2)症例の分布は、北京市(1例)、河南省(4例)、山東省(2例)、上海市(33例、死亡13例)、安徽省(4例、死亡1例)、江蘇省(27例、死亡6例)、浙江省(46例、死亡6例)、江西省(5例)、福建省(3例)、湖南省(2例)の10省市。
(3)現在、症例は依然として散発状態にあり、現時点においてヒト-ヒト感染の証拠は発見されていない。

 

3.湖南省衛生庁は、1日、同省での新たな感染例1例を確認したことを発表しました。感染例に関する発表内容は以下の通りです。
 男性、趙某、69歳、邵陽市武岡市在住、営農者。4月23日午後、原因不明の悪寒、発熱、咳があり、24~26日に武岡市一村衛生室で受診、39度~39.5度の発熱。27日に武岡市人民医院で受診、41度の発熱、「大葉性肺炎」で武岡市人民医院に入院。29日に容体が悪化、30日正午、邵陽市疾病コントロールセンターにより鳥インフルエンザA(H7N9)の感染陽性を確認、その後診断が確定。現在、病状は重く、治療中。患者は、発病前に禽類との接触歴があった。濃厚接触者は50人であり、現在までに異常は見られない。

 

4.湖南省の地元紙などの本2日の報道によれば、江西省から湖南省に搬送され、治療を続けていた焦某(当館注:同男性の感染の詳細については、4月28日付の当館の「鳥インフルエンザ関連情報(第20報)」もご参照願います)が、治療の甲斐なく、1日午前に死亡しました。

 

5.かかる状況を受けて、中国滞在中の方におかれては、引き続き、以下の諸点にご注意願います。
(1)発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。
(2)生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避け、不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、死んだ鳥や放し飼いの家禽や鳥の排泄物に汚染された物との接触を避けてください。
また、手洗い、うがい等につとめ、衛生管理に十分注意してください。十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。
(3)外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。
(4)その他、感染地域滞在の注意事項については、以下の参考ホームページを御参照ください。

 

6.当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ等でお知らせします。

 

(参考ホームページ等)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)


○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850


○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
(携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp


○海外安全ホームページ:
「海外渡航者のための新型インフルエンザに関するQ&A」
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/influ_qa.html
「海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A」
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html


○鳥インフルエンザ(H7N9)について(厚生労働省)  
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html


○海外渡航者のための感染症情報(厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp


○インフルエンザA(H7N9) (国立感染症研究所感染症情報センター)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/3395-n7n9top.html


○「鳥インフルエンザA(H7N9)に関する質問と回答」(原文:OIE)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/2273-idsc/3440-oie-qa.html


○「インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染に対するWHOのリスク評価」(原文:WHO) 
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/a/flua-h7n9/2273-idsc/3439-riskassessment-h7n9.html


○鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html


○Avian influenza(世界保健機関(WHO))
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/


○国際獣疫事務局(OIE)
http://www.oie.int/eng/en_index.htm


○中国疾病予防控制中心「人感染H7N9禽流感」※中国語サイト
http://www.chinacdc.cn/jkzt/crb/rgrgzbxqlg_5295/

 

 


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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