鳥インフルエンザ関連情報(4月23日)
(江蘇省などにおける新たな感染例の確認について)
在中国日本国大使館
2014年4月23日
1.鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例
(1)中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、4月16日以降22日までに、江蘇省、湖南省(※)、安徽省、及び広東省で、計7名(うち死亡1名)の新たな鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。(既に当館HPに掲載済み)
感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。
江蘇省(3名)、湖南省(2名)、安徽省(1名、のち死亡)、広東省(1名)
また、4月16日以前に感染が報告されていた広東省の感染者1名が死亡したとのことです。
(2)これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、持続的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。
2.中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○在中華人民共和国日本国大使館
住所:No.1 Liangmaqiao Donjje,Chaoyang District, Beijing 100600,
People's Republic of China
(北京市朝陽区亮馬橋東街1号)
電話:8531-9800
国外からは(国番号86-10)8531-9800
FAX:6532-7081
国外からは(国番号86-10)6532-7081
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