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麻薬犯罪にご注意

(05.07.07)

 

 

 6月26日は、世界各国で「国際麻薬乱用撲滅デー」です。また、日本では6月20日から7月19日まで「ダメ。ゼッタイ。」運動月間として麻薬乱用防止キャンペーン中です。

 

 麻薬の乱用は、人の生命や社会の安全を脅かす深刻な社会問題です。留学生をはじめ在留邦人の皆様におかれては、興味本位で麻薬に手を出さないよう次の点に注意して下さい。

 

 

1.中国の状況

 

 中国政府によると、麻薬常用者は、約79万人で増加傾向です。このうち約70%が35歳以下です。中国全土の娯楽場所で、麻薬使用が見つかっています。また、増加するエイズとも関係があり、エイズ患者の約40%は、麻薬使用のための注射が原因で感染しています。

 

 

2.厳しい取締まり

 

 中国では、麻薬犯罪は厳しく取り締まられ、最高刑は死刑です。最近、麻薬犯罪に対する取締まりが強化されており、日本人が検挙されるケースが多数発生しています。

 

 

3.麻薬犯罪に巻き込まれないために

 

 麻薬に関係しているような怪しい人物とは関わらないように留意し、麻薬使用に関する誘いや、怪しい物品の保管・運搬の依頼は、断固として断ることが肝要です。



(参考)6月25日の中国政府発表を受け、国営新華社電は次の通り報じています。


中国の麻薬常用者は、昨年末現在79万1000人で、前年より6.8%増加した。常用者のうち35歳以下が70%を占めている。国内外の影響を受け、麻薬問題が拡大している。集計によると、麻薬常用による死者は3万3975人に達し、エイズ感染者の41.3%は麻薬使用のための静脈注射によって感染している。

 

  現在、世界中の麻薬常用者は2億人を超え、毎年10万人が死亡し、1000万人が就労能力を喪失している。麻薬密売は世界170余カ国・地域に及び、130余カ国・地域で麻薬常用の問題があり、世界の麻薬取引額は年間8000億ドルから1兆ドルに達している。

 

 中国西南地区と国境を接する「黄金の三角地帯」は、ケシの栽培面積とヘロインの生産量が多く、減少せず、大部分の麻薬は中国に流入している。また、中国西北地区と国境を接するアフガニスタンは、世界のアヘンとヘロインの主要生産地となっており、昨年のアヘンの生産量は4200トンに達し、世界全体の約87%を占めた。

 

 中国国内の薬物犯罪も依然として深刻で、一部の地区では違法なケシ栽培やヘロイン加工などの問題が再発し、覚せい剤、麻酔薬、向精神薬の流入が絶えず、娯楽場所での麻薬使用問題が際立っている。

 

 現在、全国の73.5%にあたる2102の県、市、区で麻薬常用者が見つかり、うち1000人以上のところが217カ所ある。常用者数から試算すると、毎年ヘロインの使用に少なくとも270億元が使われ、政府は常用者の強制更生と労働矯正に毎年数十億元の資金を投入しなければならない。 

 

 


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