7月上旬以降、中国産ビールに「ホルムアルデヒド」が含まれている、とマスコミにより報じられていました。7月15日、中国政府から調査結果が次の通り発表されました。
(中国政府発表概要)
中国国産ビール157銘柄、輸入ビール64銘柄について、それぞれ中国国内で抜き取り検査を行った。
検査結果によると、
・中国国内有名企業8社製(青島、燕京、雪花、珠江、哈爾濱、金竜泉、金威、金星)の23銘柄のホルムアルデヒド含有量は、1リットル当たり0.10~0.56mg
・中国国内その他の企業製134銘柄の含有量は、1リットル当たり0.9mg以下
・ドイツや日本等外国製64銘柄の含有量は、1リットル当たり0.10~0.61mg
であった。世界保健機関(WHO)の基準、中国政府の基準の両方を満たしており、 ビールの品質は衛生的かつ安全で、特に先進国の生産技術を導入している国内有名企業製ビールは、外国製ビールと比肩し得る。
なお、厚生労働省の輸入食品監視業務HP(www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1.html )において、中国産日本向け食品等の食品衛生法違反事例が紹介されていますので、参考にして下さい。また、当館HPにおいても、生食を介した寄生虫感染症、中国製ダイエット用健康食品による健康被害について紹介していますので、参考にして下さい。
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