8月26日午後、北京正陽門城楼北側(天安門広場南側と前門の間)及び同付近のホテル前の路上において、ドイツ人及びポーランド人の女性観光客2名が刃物を持った男に相次いで刺される事件が発生しました。
男は、その場で巡回中の警察官に捕らえられましたが、公安当局の調べによれば、男の犯行の動機は、河北省における仕事の上での個人的な待遇問題に不満を持っており、外国人を殺傷することにより騒ぎを起こそうと犯行に及んだ模様です。
今回の事件は外国人を襲うことにより世間の注目を集めようとした点において、今後、類似の事件の発生も危惧されますので、邦人の皆様におかれましては、このような事件が発生したことに特段の注意を払い、特に天安門広場等の不特定多数の人混みのある場所での安全に御注意願います。
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