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「健康」に関わる効能、効果を標榜している食品を摂取する際の留意点

 

2008年8月 在中国日本大使館

 

 

   近年、日本国内において外国産、特に中国産健康食品を摂取したことにより健康障害を来した事例が散見されています。これらは主に、日本へ個人使用の目的で持ち帰った食品(おみやげを含む)、或いは正しい輸入時の手続・申告を行わずに日本へ持ち込まれ、インターネット等を介して販売された食品を食したことにより発生したものです。


 また被害は報告されていないものの、日本で流通している一部の外国産健康食品に対して分析したところ、我が国では食品に使用することが認められていない医薬品成分が検出された事例も報告されております。


 海外で製造、販売されている健康食品や漢方薬の一部には、本来の原材料だけでなく、表示に記載している効能や効果を強化する事を目的として、医薬品成分を意図的に添加している製品が存在すると考えられます。これらの成分は薬としての効果が期待できる反面、副作用も否めないことから、正規に医師の診断を伴わずに個人の判断で摂取することは大変に危険です。残念なことに該当品が海外ではどのように流通、販売されているかについては把握できません(正規品であっても劣化したものやコピー製品が流通している心配もあります。)。

 以下の効能効果が表示されている食品は、注意した方がよいと思われます。
(日本での違反事例を参考)
1.減肥等、ダイエット効果を標榜しているもの
2.精力増強、強壮効果を標榜しているもの
3.糖尿病予防等を標榜したもの
4.加齢防止、視力低下防止効果を標榜しているもの
その他、食することで”健康”に纏わる種々の効能効果を期待される内容が記載されているもの

 

食品の形態:


 これらの食品は、タブレット、カプセル等の形状の他、茶と同様に湯に浸して飲用す るもの、粉末状で水に溶いて食するもの、清涼飲料水状のもの等、一見して一般食品と 区別がつかない多種多様な形態があります。

 このような食品を摂取したことにより、日本では肝障害、腎障害、消化不良、血圧上昇、視覚障害、低血糖等の健康障害の他、死亡した事例も報告されています。

 

 全ての「健康食品」を否定しているわけでは決してありません。
しかし安易に「食品」に対しては医薬品的な効果を期待しないことをお奨めします。

 

詳しくは厚生労働省 健康危害情報・無承認無許可薬品情報
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet.html
或いは別添の厚生労働省のパンフ「健康食品等を海外から購入しようとされる方へ」等をご参照ください。  


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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