1.2009年3月は、1959年にチベット地区で市民と当局との間で大規模な衝突が発生し、ダライ・ラマ14世がインドに亡命してからちょうど50年目に当たり、昨年3月には、チベット自治区ラサ及び近隣省のチベット族自治州において、死傷者を伴う衝突が発生しています。
2.現時点では現地が混乱しているとの情報はありませんが、治安当局が厳重な警戒態勢を敷いているという情報もあることから、青海省、甘粛省及び四川省のチベット族自治州並びにチベット自治区に渡航を予定されている方又は現地に滞在されている方は、最新情報を入手する等、安全確保に努めてください。また、デモや騒動が起きている場所には近づかず、危険な状況に遭遇した場合は、在中国日本国大使館又は在重慶日本国総領事館に御連絡ください。
3.なお、青海省、甘粛省及び四川省には「十分注意してください。」、また、チベット自治区には「渡航の是非を検討してください。」の渡航情報(危険情報)がそれぞれ発出されていますので、同情報も参照してください。 |