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青海省における肺ペストの発生について(その2)

 

2009年8月12日
在中国日本国大使館

 

 

 中国衛生部及び青海省衛生庁によれば、青海省海南チベット族自治州興海県子科灘鎮において、肺ペストが発生し、死者も出ているとすでにお知らせいたしました。現在12人の感染が確認されていますが、感染者は全員親族同士で、うち3名が死亡、9人が入院隔離治療を受けています。8月8日以降、二次感染等感染の拡大は見られておらず、同日20時に興海県ペスト防疫区の封鎖を解除されました。また、8月8日までに密接接触者の隔離医学観察者も解除となりました。


 現在、ペスト菌に有効な抗生物質も多くあり、治療も比較的容易ですので過度に警戒することはありませんが、医療事情が必ずしも良くない現地へ渡航される場合等には最新情報を入手する等し、安全確保に努めてください。なお、当局による発表の概要は以下のとおりです。

 

1.8月8日20時現在、12名の発症者のうち3名が死亡した他、残り9名について病状は安定し、快方に向かっており、現在リハビリ治療を受けている。その後連続9日間新しく確認された患者及び疑似病例は現れておらず、8月8日までに密接接触者の隔離医学観察を解除した。また、8月8日20時をもって興海県ペスト防疫区の封鎖を解除した。

 

2.防疫区の封鎖を解除した後、患者に対して引き続き科学的、規範的な医療救助を実施し、防疫区の広い範囲において消毒、殺虫、ネズミ駆除作業を行い、交通衛生検疫の強化をしている。また、ペストの予防知識に関する宣伝教育を深く展開し、州、県、郷、村の4レベルの幹部と専門チームに対する予防知識の訓練を強化、ペストの防止コントロール業務の成果をさらに強固なもとのし、拡充する。

 

(海外の感染症に関する情報の入手)


 海外の感染症に関する情報は、以下のサイトより入手することが可能です。出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手することをお勧めいたします。また、日本の空港や港の検疫所においても、リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので、ご活用ください。

 

 

厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報)ホームページ
http://www.forth.go.jp/


国立感染症研究所感染症情報センター(感染症別の詳細情報)
http:// idsc.nih.go.jp/disease.html


外務省海外安全ホームページ(感染症関連情報)
http://www.anzen.mofa.go.jp/


外務省ホームページ(世界の医療事情)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html

 

(問い合わせ先)


○外務省領事局政策課(医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/(携帯版)

 


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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