1.北京では、3月5日に全国人民代表大会が、また同3日には全国政治協商会議全国委員会が開会します。会期は10日間程度で、会期中は全国各地の代表や各界の代表が数千人規模で北京に参集するため、会場である人民大会堂や各代表の宿舎周辺を中心に、厳しい治安取り締りが行われることが予想されます。
2.つきましては、上記会期中は、治安取り締りの徹底のため、路上での誰何や宿泊状況のチェック(宿泊登記がなされているかどうか;特に友人宅や24時間営業のサウナ等宿泊施設以外での宿泊)等が通常以上に厳しくかつ頻繁に行われることが予想されますので、邦人の皆さまにおいては、従前の当館からの注意喚起のとおり、パスポート携帯や臨時宿泊登記等について、改めて十分にご注意ください。
3.なお、この機会に重ねて注意喚起をいたしますが、中国においては、麻薬密輸の最高刑は死刑であり、厳しい取り締りがなされているほか、買春行為に対しても、10日以上15日以下の拘留に加え、5,000元以下の罰金に処せられる可能性があり、場合によっては国外退去となり、その後一定の期間入国禁止となる場合もあるなど、厳しい取り締りがなされています。
4.中国に渡航、滞在、居住される方におかれては、中国の法令遵守の観点から、以上の点をご留意いただきますようお願いします。
|