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          食品安全問題
            (甘粛省、青海省、吉林省で粉ミルクから基準を超えたメラミンが検出)
             
          (10.07.20) 
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             今般、甘粛省、青海省、吉林省で相次いで粉ミルクから基準を超えたメラミンが検出したと報じられたことについて、概要をご紹介いたします。  
              
            ◇ 記事の概要  
             
              (甘粛省、青海省で見つかった粉ミルク関連)  
            
              - 7月4日、甘粛省質検局の検査で、粉ミルク3検体から基準を超過するメラミンが検出された(215mg/kg,323mg/kg,1,397mg/kg)。
 
              - 製造元の青海省にある東垣乳製品企業の粉ミルクは公安当局によって差し押さえられ、これまでの調査で、この企業が河北から購入した38トンの原材料から基準の500倍のメラミンを検出したことが判明している。
 
              - 過去に未処分の「三鹿問題粉ミルク」を加工・販売した可能性が最も強く疑われており、問題の粉ミルクの多くが江蘇、浙江省に販売され、一部は青海省で販売された。
 
              - この企業の代表兼社長、生産工場長、製造現場主任の3人は既に逮捕され、この企業に有害な原材料を提供した1人が公安当局に拘束されている。
 
               
              
            (吉林省で見つかった粉ミルク関連) 
            
              - 吉林省でも、6月22日、吉林市の検査で、黒竜江省大慶市にある乳製品有限公司が生産し、吉林市内の市場で販売されていた粉ミルクから基準を大きく超過するメラミンが検出された。
 
              - 吉林省は徹底的な調査を実施し、この企業が生産した製品を既に差し押さえたほか、省内にある乳製品製造企業に対する検査を開始した。 
 
               
              
            (関係当局の対応)  
            
              - 全国食品安全粛正事務室は、違法犯罪行為に対して厳正に対処し、事件に対する徹底調査と速やかな公表を行う必要があるとし、乳製品や乳を含む食品に対して、集中的で徹底的な調査を継続的に展開することを表明した。 
 
              - 具体的には、一切の乳製品及び乳を含む食品の製造企業に対して、粉ミルクの由来、生産、販売、保管等ポイントごとに徹底的な調査を行い、不合格となった粉ミルクが消費市場や飲食店に流入するのを厳格に防ぐとしている。 
 
               
              
            (北京ではメラミンが基準を超えた粉ミルクは発見されていない)  
            
              - 北京市は、今甘粛、青海、吉林の3省でメラミンが基準を超過した粉ミルクが相次いで見つかったことを重く受け止め、速やかに粉ミルクの監督検査を強化し、これまでのところ、北京にある市場では粉ミルクから基準を超過したメラミンは発見されていないことを発表した。 
 
              - なお、記者が、北京市内のカルフール,物美、易初蓮花等の大型スーパーを取材したところ、商品棚に置かれた多くは輸入品や合資の粉ミルク、国産大手ブランドの粉ミルクであり、東垣乳製品工場のものはなかった。スーパーの従業員の話によれば、現在、粉ミルクの受け入れ基準としてスーパーが粉ミルクの工場に対して詳細な検査結果、特にメラミンの検査結果の報告を求めているという。 
 
               
              
            (2010年7月9日、10日付新京報より)  
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