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中国河南省において発生しているダニを媒介する疾病について

 

2010年9月25日
在中国日本国大使館

 

 

1.中国河南省において、ダニによる感染症の発生が報道され、河南省衛生庁は以下の情報を公表しました。


(1)感染状況


 中国河南省では、2007年5月に初めて信陽市で発熱を伴う血小板減少という病状の患者が発生しましたが、2010年9月8日までの総患者数は557人で、18人が死亡しました。患者は、主に信陽市の商城県、溮河区、光山県、平橋区に集中しています。

 

(2)感染源及び症状等


 この病気は、病原体を保有したダニに噛まれることにより感染します。都市部には極めて少なく、多くの感染者は丘陵地帯で発生しています。発熱が症状としてみられ、全身のだるさや吐き気などを伴います。検査所見としては血小板、白血球の減少が特徴的です。


2.予防方法(中国衛生部及び河南省衛生庁ホームページ等を参考に作成。)

 

ダニに噛まれないように注意

 

 中国河南省へ渡航、滞在される方は、感染予防として、
● 長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避け、虫除け剤の使用によりダニに噛まれないように注意してください。
● また、ダニが付いているかもしれないので、家畜などにむやみに触れないでください。
 そのほか、以下の点に注意してください。
・ ダニは主に草地や森林にいます。このような場所で長時間座ったり、寝たりしないようにしましょう。
・ どうしても草地や森林に入る必要がある場合には、袖口が狭くて、色の薄い長袖の服を着ましょう。それにより、ダニが付着することや噛まれることを予防できるだけではなく、くっついているダニを見つけやすくなります。
・ 露出した皮膚と服にDEET(ディート)などの虫よけ剤を使いましょう。ダニの付着しやすい場所は、頭皮、腰部、わきの下、腹部と足指などの部位です。
・ ダニを発見したら、ピンセットなどの道具で除去しましょう。ダニの体内や傷ついた皮膚からでる液体に病原体がいる可能性があるので、直接手でダニを取ったりつぶしたりしてはいけません。

・ ダニは家畜やペットの体に寄生します。動物の体にダニがいることを発見したら、ダニに噛まれないように、その動物との接触を避けましょう。
・ ダニに噛まれたことのある方、野外活動をしたことのある方で発熱や全身のだるさ、吐き気が出たら、すぐに医療機関を受診しましょう。

(リンク)


・ 厚生労働省検疫所(海外渡航者のための感染症情報)ホームページ
http://www.forth.go.jp/01_topics/2010/0910.html

 

 

在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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