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手足口病の流行(参考情報)

 

2011年5月
在中国日本国大使館

 

 

 現在、中国全土で手足口病が流行しています。衛生部の発表によれば、本年1月から3月までに中国全土で77,497人が感染、17人が亡くなっています(昨年一年間の死者は905人)。全国で広く感染者がでていますが、中でも医療衛生状態があまりよくない農村地区での流行と重症化が主となっています。


 日本では、この病気で死亡する例は殆どなく、この病気に対して過度に心配する必要はないと言われていますが、感染のピークは晩春から初夏(5月~7月)にかけてであることから衛生部も注意を呼びかけており、特に小さいお子様をお持ちの在留邦人の皆様におかれては、以下の点に十分にご注意ください。

 

(1)手足口病に罹るのは、主に乳幼児・小児で、その症状は発熱、手・足・口に発疹・水疱が見られます。原因については、今回の流行では、エンテロウィルス(EV71)が主流となっています。

(2)一般的には、発熱で始まる軽い病気で、ほとんどの人が1週間から10日程度で自然に治ります。合併症もほとんどありませんが、まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生し、入院が必要となります。突然の高熱、あるいは微熱でも持続するもの、嘔吐を繰り返すもの、意識状態に変化が見られるものには慎重に対処し、早期に医師の診察を受ける必要があります。

(3)潜伏期は3-6日で、感染経路は経口、飛沫、接触ですが、症状が消失した後も3-4週間は排便中にウィルスが排泄されるため、注意が必要とされます。

(4)予防策としては、ワクチンなどの積極的な予防方法はなく、乳幼児のおしめなど排泄物に対する注意、石けんによる手洗いの励行、食品や飲料水への注意といった一般的な衛生面での管理が重要です。

 手足口病の詳しい情報については下記サイトで紹介されています。


「国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(手足口病)」
http://idsc.nih.go.jp/disease/hfmd/about.html
「日本医師会手足口病Q&A」
http://www.med.or.jp/kansen/teashi_qa.html

 

 

在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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