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手足口病の流行(参考情報)

 

2014年4月
在中国日本国大使館

 

 

 現在、中国全土で手足口病が流行しています。国家衛生・計画生育委員会の発表によれば、本年3月の中国全土での感染者は153,141人で、34人が亡くなっています(2月の感染者は40,802人、7人が亡くなっています)。


 全国で広く感染者がでていますが、中でも北京市では3月の感染者は1,393人で、前年同月比で97.03%増加しており、北京市疾病コントロールセンターでは、市内の託児機関に対し検査、消毒などの徹底を指示し、感染拡大の防止を呼びかけています。

 

 日本では、この病気で死亡する例は殆どなく、この病気に対して過度に心配する必要はないと言われていますが、北京市疾病コントロールセンターによれば、

  1. 近年の手足口病の流行傾向は、4月から増加し、感染ピークは晩春から初夏(5月~7月)にかけてであること
  2. 近年、手足口病の発症数が高水準を維持していること

などから注意を呼びかけており、特に、小さいお子様をお持ちの在留邦人の皆様におかれては、以下の点に十分にご注意ください。

 

(1)手足口病に罹るのは、主に乳幼児・小児で、その症状は発熱、手・足・口に発疹・水疱が見られます。原因については、エンテロウィルス(EV71)が主流となっています。

 

(2)一般的には、発熱で始まる軽い病気で、ほとんどの人が1週間から10日程度で自然に治ります。合併症もほとんどありませんが、まれに髄膜炎等の中枢神経症状が発生し、入院が必要となります。突然の高熱、あるいは微熱でも持続するもの、嘔吐を繰り返すもの、意識状態に変化が見られるものには慎重に対処し、早期に医師の診察を受ける必要があります。

 

(3)潜伏期は3-6日で、感染経路は経口、飛沫、接触ですが、症状が消失した後も3-4週間は排便中にウィルスが排泄されるため、注意が必要とされます。

 

(4)予防策としては、ワクチンなどの予防方法はなく、乳幼児のおしめなど排泄物に対する注意、石けんによる手洗いの励行といった一般的な衛生面での管理が重要です。

 

 手足口病の詳しい情報については下記サイトで紹介されています。
「国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(手足口病)」
http://idsc.nih.go.jp/disease/hfmd/about.html
「厚生労働省 手足口病に関するQ&A」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
「日本医師会 手足口病Q&A」
http://www.med.or.jp/kansen/teashi_qa.html

 


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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