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甘粛省におけるペスト患者の発生について

 

2014年7月18日
在中国日本国大使館

 

 

 7月17日、甘粛省酒泉市人民政府は、甘粛省玉門市においてペスト症例が1件発生したと公表しています。 その概要は以下のとおりです。

 

○公表の概要
「甘粛省玉門市において、ペスト症例が1件発生」
 7月16日の5時ごろ、甘粛省衛生計生委員会は酒泉市衛生局からペストと疑われる症例(王氏)が1件新たに報告された。省、酒泉市、玉門市三級の専門家は、この患者の臨床症状と流行病学や省級専門家グループによる実験室の検査結果によれば、717日に、肺ペストと診断した。当該患者は716日に死亡し、遺体は関係するルールに従って、適切に処理された。
 17日午後まで、王氏と濃厚接触した合計151名を探し出し、全員隔離、流行病学の調査、予防性薬剤投与等の措置がとられた。現在、まだ異常な症状は現れていない。疫病の拡散を厳格に防止するため、酒泉市はそれぞれ玉門市旧市区、赤金鎮、赤金鎮西湖村、疫病が発生した牧場に疫病隔離エリアを設置した。
 疫病発生後、省委、省政府の幹部はこの問題を重視し、省委書記の王三運氏、省委副書記・省長の劉偉平、省委常委・副省長咸輝氏は、それぞれ重要な指示を出した。省・市各級の幹部がこの問題を重視し、応急チームを組織して現場で疫病の拡散防止業務を指導するよう要求した。国家衛生計生委員会は専門家を派遣し、17日午後玉門の現場に着き、疫病の処置を指導するなど、現在、それぞれの拡大防止の措置が、科学的に、秩序だって且つ効果的に進められている。


(参考URL)
甘粛省酒泉市人民政府:http://www.jiuquan.gov.cn/ReadNews.asp?NewsID=19112

 

2.注意喚起
 上記公表のとおり、発生症例については患者が死亡し適切に遺体が処理され、また、濃厚接触者に対しては、拡大防止のための隔離などの措置が講じられた結果、感染拡大は確認されておりません。在留邦人の皆様におかれましては、念のため、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●ペストは、感染したノミに咬まれることによって人へうつります。また、肺に感染すると患者の咳によっても、容易に人から人へとうつります。
●このため、感染が起こる地域では、ネズミ(※今般はリス科「タルバガン」を介したものではないかと報道されています)が生息している場所に立ち入らないことが重要です。
●また、肺ペストが流行している地域には立ち入らないことが重要です。流行時は、激しい咳をしている人には近寄らないようにして下さい。
●接触してしまった場合には直ちに医療機関を受診し、予防のための抗生物質服用について相談してください。

 

(問い合わせ窓口)
○在中華人民共和国日本国大使館 領事部
住所:No.1 Liangmaqiao Donjje,Chaoyang District, Beijing 100600,
People's Republic of China
(北京市朝陽区亮馬橋東街1号)
電話:8531-9800
国外からは(国番号86-10)8531-9800
FAX:6532-7081
国外からは(国番号86-10)6532-7081

 

(参考HP)
国立感染症研究所「ペスト」
http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/514-plague.html
厚生労働省検疫所HP
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name37.html


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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