3月27日、当館広報文化センターにて「日本伝統文化-茶道と華道紹介事業」を実施しました。
今回の活動は、主に当館発行のNewsletterを受け取っている方を対象に御案内したところ、約70名の参加者がありました。当館がお招きした茶道裏千家と華道龍生派の講師から、日本の茶道や華道文化の起源、発展、特徴についてのわかりやすい説明があり、実際にデモンストレーションも行っていただきました。参加者にとっては、日本の伝統文化を直接体験する貴重な機会となりました。
張南攬・茶道裏千家北京駐在講師及び北京同好会の会員が、茶道の点茶、客と主のやりとりやマナー等をデモンストレーションしました。
参加者は、抹茶と御菓子を興味津々で楽しんでいました。
華道龍生派の大坪光泉教授は、スライドを用いながら日中の生花の違いについて紹介し、実物を用いてわかりやすく説明しました。
大坪教授は、伝統的な生花だけでなく、現代派の作品についても解説を行いました。講演後は活発な質疑応答が行われました。
参加者は本件イベントを楽しんだ様子で、実施後のアンケートには、「日本の伝統文化の優雅さと精緻さを初めて知った」、「日本への関心が高まった」、「日本が自然に対して敏感で、自然を敬う国だと感じた」、「日本へ留学する決意が固まった」等の嬉しい感想が見られました。
当館では、今後も皆さんに日本の様々な面を感じてもらえる事業を行っていきたいと考えています。関連の情報は当館Newsletterで御案内致しますので、配信を希望される方は、subscribe@pk.mofa.go.jpまで、お名前、生年月日、職業、日本のどういう分野に興味があるか、当センターの活動に対するご意見、御希望等を記入の上、メールをお送り下さい。 |