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友情の伝承 東日本高校生訪問団歓迎会
日本高校生:被災地復興の様子を伝えたい

(12.08.03)

 

 

 

 8月2日、日本の被災地の高校生と引率者約420名が北京に到着し、9日間の中国訪問をスタートしました。8月3日の夜、中国教育部主催で、地元の中国高校生代表も参加し、今回の東日本高校生訪問団のための歓迎会が開催されました。在中国日本国大使館からは、堀之内秀久特命全権公使が出席しました。

 

高校生たちへのメッセージ


 昨年の東日本大震災発生後の5月、温家宝総理が訪日した際に実施された日中首脳会談において、温家宝総理から、復興支援・観光促進の一環として、日本の被災地の高校生を中国に招待したいとの提案がされました。その後、1年間の準備を経て、本年ようやく実現に至った今回の訪問団は、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県の高校43校から高校生、教員の代表が参加しました。


 玄葉光一郎外務大臣は、今回の訪問団の参加者に贈ったメッセージの中で、震災で中国政府・国民から物心両面において様々な支援をいただいたことを忘れずに、国際的視野と柔軟な思考をもって中国の青少年と友情を育み、新しい日中関係の「絆」を自ら作ってほしいと述べられました。また、歓迎会に出席した中国教育国際交流協会の紀宝成副会長からは、中国の文化、歴史などにできるだけたくさん触れ、同世代の高校生と友情を深め、その友情を日本に持ち帰り、日中友好の使者となるよう今回の交流に臨んでほしいとのご挨拶がありました。

 

中国教育国際交流協会の紀宝成副会長がご挨拶

日中双方が記念品を交換

 

パフォーマンスで交流


 歓迎会では、日中双方の高校生たちがパフォーマンスを事前に練習し、披露し合いました。中国側は、北京第二十五中学が、中国の民間芸術「鳳陽花鼓」や日本語の曲「赤とんぼ」を歌ってくれました。また北京師範大学付属実験学校は、中国の民族楽器の琵琶と京劇を披露してくれました。日本の高校生たちにとって、今回のパフォーマンスは中国の伝統文化に触れる最初の機会でもあり、舞台の前に集まって、大変興味深そうに鑑賞していました。


 日本側の高校生は、パフォーマンスを始める前に、東日本大震災の際に中国からも多くの支援をいただいたことに感謝の意を表しながら、いま故郷の復興状況を中国の皆さんに伝えたいと冒頭に挨拶をしました。福島県の高校生たちは、中国でも有名な「SMAP」の「世界に一つだけの花」を歌い、岩手県の高校生は伝統的な「さんさ踊り」を披露しました。

 

「赤とんぼ」
京劇
   
「世界に一つだけの花」
「さんさ踊り」

 

自由交流


 歓迎会の後半には、両国の高校生の緊張も解け、席を立って交流が始まりました。英語で話す学生や、筆談でコミュニケーションを図る学生もいました。あるルービックキューブが得意な中国高校生がみんなの前であっという間にキューブを解いていくと、日本の学生たちも盛り上がり、完成すると、会場に歓声が上がりました。

 

ルービックキューブ交流
連絡先を交換

 

 歓迎会での日中高校生の交流時間は短いものでしたが、これからの9日間では、彼らは2グループに分かれ、西安と上海を訪問する予定です。地元の高校への訪問、高校生との交流等も企画されています。東日本高校生訪問団の生徒たちにたくさんの友人ができるよう、また、今後の日中関係の発展のために貢献できることを祈っています!

 

 


在中国日本国大使館
100600 中国北京市亮馬橋東街1号
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