ジャスロン日本語学習サロンと在中国日本国大使館広報文化センターの共催による「わたしの日本観/わたしの好きな日本」日本語スピーチコンテストが8月23日に大使館広報文化センターで開催されました。全国の日本語学科の大学生約60名が参加し、当館からは、山田重夫公使が出席しました。
「わたしの日本観/わたしの好きな日本」をテーマにした今回のスピーチコンテストでは、多くの学生たちが、自分の身近にいる日本人の日本語教師をテーマに選びました。日本に行く機会がまだない学生たちにとって、日本人の先生は彼らが日本を知る大切な窓口となっているようです。スピーチでは、もともと日本のことを知らない、日本語の勉強に苦手意識を持っている学生たちが、日本人の先生たちの頑張っている姿、いつも元気で学生たちを励ます姿を見て、少しずつ日本と日本人に対する印象が変わっていく様子が紹介されました。また、日本は「春の桜」、「夏の緑」、「秋の紅葉」、「冬の雪」など四季折々の姿が大変魅力的で、特に日本のシンボルの一つとも言える桜は、多くの学生にとって、とても魅力的だと話してくれた学生もいました。日本に行って、本場の桜並木を見に行きたいと多くの学生が語ってくれました。
山田重夫公使は、学生たちに、「日本語という道具を活用し、できるだけ多くの日本人と交流し、お互いの理解を深めて欲しい」と学生への期待を語りました。
当館広報文化センターでは、毎週、火曜日から土曜日まで留学相談の窓口を設け、日本留学のアドバイスを行っています。今後もこうした活動を通じて、中国の学生に日本を知ってもらえるよう支援していきます。
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