中国でもたくさんの方が日本語を勉強しています。日頃の学習の成果を試す場として、定期的に「日本語スピーチコンテスト」や「作文コンクール」が開催されています。
2012年12月12日(水)にはジャパニーズスタディサロンと当館共催にて「男子学生による日本語スピーチ大会」を開催しました。「なぜ男子学生だけのスピーチコンテスト?」と思われるかもしれませんが、こうしたスピーチコンテストでは女子学生の参加が多く、成績上位者のほとんどが女子学生で占められており、男子学生に発表の機会多く設け、学習意欲を高めてもらうために、年1回開催しています。当日は約60名の男子学生が参加し、スピーチのテーマは「私の好きな日本」でしたが、「ミニスカート」や「サッカー」、「アニメ」といった男子学生ならではの視点で、ユーモアを交えながら、自分の思いを発表していました。
また2012年12月14日(金)には、日本僑報社が主催する「第8回中国人の日本語作文コンクール表彰式とスピーチ大会」が行われました。日本大使賞に選ばれた湖北大学の李欣晨さんは「今のような生活を過ごせるのは決して容易なことではない。大切にすべきだ」と祖父に言われたことを思いだし、「日本と中国は平和でなくてはならない」と祖父の思いをスピーチしました。
日本大使館では、こうした日本語学習の成果が発揮できる様々なイベントを企画していますので、みなさんぜひ参加してください。
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