本年の国連総会において,安倍総理大臣は「一般討論演説」を行い,更に,国際社会から高い評価を受けました。
安倍総理は一般討論演説において特に女性関連施策を大きく取り上げ,我が国の成長の最大の潜在力として「女性の力」を活用し,「女性が輝く社会」の構築が,日本ひいては世界に大きな活力をもたらすとの考えのもと,日本の取り組みとして以下の4点を紹介しました。
1 UNウィメンを含む関係国際機関との連携
2 草の根で働く人々との協力による女性・平和・安全保障に関する行動計画の策定
3 国際刑事裁判所及び紛争下の性的暴力に関する国連事務総長特別代表との緊密な協力
4 自然災害において,ともすれば弱者となる女性に配慮する決議を次回「国連婦人の地位委員会」への再提出
また,3人の女性を例として紹介しつつ,女性が輝く社会の実現に向けて,①女性の社会進出及びそのための能力開発,②女性を対象とする保健医療分野の取組強化,③平和構築・安全保障・紛争予防における女性の参画と保護,という3つを重点分野として,今後3年間で30億米ドルを超すODAの実施を表明しました。
最後に安倍総理大臣は,日本国内においても,紛争地域や貧困国においても,女性が輝く社会を実現したいとしめくくりました。
全文はこちらから http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/26generaldebate.html
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