6月4日、5日、寧夏回族自治区銀川市において「2011年北方民族大学日中友好交流祭」が開催されました。
本交流祭は、北方民族大学、寧夏大学、寧夏旅行専門学校の3校で日本語を学ぶ学生約200名が中心となって実施、スピーチコンテスト、アフレコ大会等を行いました。
本交流祭を応援するため、北京から在中国日本国大使館の堀之内秀久公使が寧夏へ赴き、「異文化交流実践論」と題した講演会を実施。異文化交流を行う際の心構え、日中文化交流などについて、自らの体験を基に、中国語で講演を行いました。
また、元日本文化庁文化交流使である大坪光泉・龍生派家元顧問と大坪藤泉先生が生け花デモンストレーションを実施、14名の学生代表が舞台に上がり、生まれて初めての生け花を体験しました。
本交流祭は、昨年、寧夏大学で開催された「寧夏日中文化友好交流祭」を引き継ぐイベントで、日本国際協力機構(JICA)から青年海外協力隊員(JOCV)として銀川に派遣されている日本語教師が中心となって企画し、実現したものです。
地方では日本語を学ぶ学生が日本人と交流したり、日本文化に直接触れたりする機会が非常に少ないことから、当館としては、地方で頑張っているJOCVの皆さんをもっと盛り立て、日本関連事業の実施を積極的に支援していきたいと考えています。皆さんも引き続きご注目下さい!
|