令和元年度自衛隊記念日レセプション(2019年6月19日)

6月19日、在中国日本大使公邸において、「令和元年度自衛隊記念日レセプション」が開催され、人民解放軍、外交部、各国外交団、武官団、日本クラブ等から多数の御列席を賜りました。
 
「令和元年度自衛隊記念日レセプション」の冒頭、当館の横井裕特命全権大使が挨拶を行いました。挨拶は以下のとおりです。
 

御列席の皆様、
 
本日は、自衛隊創立65周年記念日レセプションにお越しいただき、まことにありがとうございます。
 
今年は日中双方にとって重要な節目の年です。日本では去る5月1日、新しい天皇陛下が即位され、「令和」の新時代が始まりました。また、中国においては10月1日に新中国建国70周年を迎えられます。
 
その節目の年にあたり、日中関係は御列席の皆様をはじめとする日中両国の全ての関係者の御努力により目覚ましい改善を遂げ、今や完全に正常な軌道に戻りました。昨年の首脳相互訪問を経て、いよいよ今月末、来週には大阪でG20サミットが開催され、習近平国家主席が国家主席としては初めて我が国を訪問されます。その重要な訪問を前にして、皆様をここにお迎えし、自衛隊記念日レセプションを開催できますことに心より御礼申し上げます。
 
日中関係の改善に伴い、両国の防衛当局間の交流にも勢いが出てきております。昨年10月には3年半ぶりに第3回日中防衛当局局長級協議が北京において開催されました。本年4月には中国海軍創立70周年に際し、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が青島に寄港し、7年半ぶりの日本の艦艇訪問が実現しました。さらに今月1日には、シンガポールのシャングリラ・ダイアログの場で岩屋防衛大臣と魏鳳和国務委員兼国防部長との会談が行われるなど、日中防衛当局間の相互理解、相互信頼が増進しつつあります。
日中防衛交流が持続的かつ広範な分野で実施されることは、日中関係全体の発展、さらには地域の平和と安定にとっても極めて重要です。今後とも日中双方が、様々な分野で手を取り合って積極的な取組を進めていくことが求められております。防衛省・自衛隊と中国側とのハイレベル及び部隊間の交流をさらに促進し、両国の安全保障分野での信頼関係を一層強固なものと出来るよう、当館としても努力してまいります。
 
本日は我が国にとって大切な中国の旧い友人の皆様、日中関係の最前線で御活躍されている皆様が多数お見えになっておられます。我々としては、今月末の習主席の訪日および今後の各種交流を通じて、日中関係を一段上の新たなステージへと引き上げていきたいと考えておりますが、そのためには御列席の皆様お一人お一人の御力添えが必要です。皆様の更なる御理解と御協力をお願いするとともに、本日のレセプションが、皆様にとりまして、自衛隊をより身近に感じ、日本との絆をより一層感じられるまたとない機会となることを心より祈念して、私の挨拶とさせていただきます。