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「新疆ウイグル自治区鞏留県塔斯托別郷先鋒双語小学校教室棟建設計画」の贈与契約署名式を開催

(10.10.12)

 

 

 10月12日、北京市国家民族委員会会議室において、平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「新疆ウイグル自治区鞏留県塔斯托別郷先鋒双語小学校教室棟建設計画」の贈与契約署名式が執り行われました。当館より和田公使、柿澤書記官他が、中国側より王泉利・国家民族事務委員会 国際司 司長、陸健・新疆ウイグル自治区民族事務委員会副主任他が出席しました。

 

 

【署名案件】


(1)案 件 名:新疆ウイグル自治区鞏留県塔斯托別郷先鋒双語小学校教室棟建設計画


(2)被供与団体:新疆ウイグル自治区鞏留県人民政府


(3)案件概要


 新疆ウイグル自治区北西部の鞏留(トクズタエラ)県塔斯托別郷先鋒双語小学校において、安全かつ快適な学習環境を確保するため、D級危険建築物(注:A~D級までの4段階、D級が最も深刻)に指定されている1996年築の教室棟2棟を取り壊し、新たに教室棟(レンガコンクリート構造、平屋、建築面積276.25㎡)2棟を建設する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ


 新疆ウイグル自治区北西部に位置する鞏留(トクズタエラ)県は面積4,528k㎡、人口19.15万人、うち約70%の13.49万人が23の少数民族で構成されている。主要な産業は農牧業であるが、県民の平均年収は5,127元と低い。


 鞏留(トクズタエラ)県塔斯托別郷先鋒双語小学校は、1919年に設立された村級公立校であり、現在7学年14クラス(学前クラス+小学6学年)、児童454名、教師42名を有している双語学校(標準語とウイグル語で教育を実施)である。児童の半数がウイグル族で、残り半数漢族及び回族、ハ族、シボ族などの少数民族で占められている。


 同校の教室棟のうち1996年築の第3教室棟及び第4教室棟(レンガ木造構造、平屋、建築面積198㎡)2棟がD級危険建築物に指定され、多数の生徒が危険な環境の中、授業を受けざるをえない状況になっている。


 こうした現状を改善するためには教室棟の建替えが不可欠であるが、同県の財政は支出超過(歳入:6,400万元 歳出:67,121万元:2009年)の苦しい状態にあり、当該建設費用全額を捻出することは困難であるため、日本政府へ支援を要請越したものである。


(5)裨益効果


 本件の実施により、児童455名、教師42名が安全で快適な学習環境の下で授業を行うことができるようになる。


(6)供与限度額97,936米ドル(2010年7月6日現在:9,205,984円、約66万元相当)


(7)特記事項


 本件の竣工後、コクヨインターナショナル株式会社より同小学校に対し910冊(児童1名当たり2冊)のノートが寄贈される予定である。



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