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「陝西省丹鳳県中日友好職業技術教育センター校舎建設計画」の竣工式を開催

(11.06.30)

 

 

 6月30日、陝西省寧強県のプロジェクトサイトにおいて、平成20年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「陝西省丹鳳県中日友好職業技術教育センター校舎建設計画」の竣工式が執り行われました。当館より鮎澤書記官が、中国側より鐘代勝・中国社会科学院労働組合常務副主席ほかが出席しました。

 

 

(1)案 件 名:陝西省丹鳳県中日友好職業技術教育センター校舎建設計画


(2)被供与団体:陝西省丹鳳県人民政府


(3)案件概要


 陝西省丹鳳県において、同県中日友好職業技術教育センターの実験訓練棟1棟を建設する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ


 陝西省東南部に位置する丹鳳県は面積2,438㎢、県人口30.2万人のうち農業人口が27.7万人という農業県であるものの、農業が確固たる経済基盤となっていないうえ、工業の発展も立ち遅れていることから、県民の1人当たり平均年収は1,666元にとどまっており、国家級貧困県に指定されている。


 同センターは、主に中学校卒業生を受け入れている職業訓練校(高等学校相当)であり、教職員数112名、在校生徒数1,357名(その他に短期研修生870名あり)。専攻科目はコンピュータ応用(356名)、服飾デザイン・製作(208名)、電子・電気工(509名)、自動車運転・修理(78名)、ホテル・商業サービス管理(206名)があり、その他に短期研修も実施している。


 丹鳳県内には、本件の裨益団体を含め5校の高等学校があるが、2007年の中学校卒業生数約5,200名に対し5校の受け入れ可能人数は計3,700名にとどまっており、県内の高等学校進学に対するニーズが満たされているとはいえない状況にある。その中で、より多くの生徒が高等学校相当の教育を受けられるよう、同センターは適正人数を超えた受け入れを行っているため、1教室で80~90名の生徒がすし詰め状態となって授業を受けなければならないほか、規定上3教室設置しなければならない自動車運転実習訓練室が1教室しかない、教室不足から、既にC級危険建築物に指定されている校舎を使用せざるを得ないなどの問題を抱えていた。


(5)裨益効果


 中日友好職業技術教育センターの生徒が安全で快適な環境で学習することが可能になる。また、本件実施に伴い同センターが自己資金で職業訓練機材を購入する予定であることから、職業技術教育の水準の向上も期待される。


(6)供与限度額87,621米ドル

 


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