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四川省広安市公衆衛生計画の署名式を実施
(12.03.19)

 

 

  3月19日、当館における今年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件、「四川省広安市公衆衛生計画」の贈与契約署名式が、四川省広安市広安区において執り行われました。署名式には、当館より甲木浩太郎参事官が、中国側より潘牧旭・商務部扶貧弁主任、李俊霏・広安区副区長ほかが出席しました。

 

 

【案件概要】


(1)案 件 名:四川省広安市公衆衛生計画


(2)被供与団体:四川省広安市広安区人民政府


(3)案件概要:上水道設備が整備されていないことによる飲用水問題を解決するため,上水道設備(井戸,機械室2室,集水池40㎥,反応池20㎥,沈澱池20㎥,ろ過池20㎥,清水池100㎥,給水塔30㎥,減圧池100㎥,給水管5800m)を整備する。

 

(4)案件の社会的背景・ニーズ:
 四川省広安市広安区は,四川省南部に位置し,面積は1,536k㎡であるが,そのうち平地はわずか49.35平方キロメートルしかなく,山間地区は96.86%と地区の大部分を占めており,平地面積が極めて少ない。人口は約126万人であり,そのうち農業就業人口は103万人,主要な産業は農業であり,農村部の県民の平均年収は3,938元(邦貨約47,211円)と低く,国家級貧困県に指定されている。


 プロジェクトサイトである蘇渓郷は,2010年7月10日に発生した大洪水により,21世帯分の家屋が押し流され,政府の計画に洪水の心配の少ない比較的地勢の高い干埝村地区に移住したものの,安全かつ十分な水が得られていない。同郷は,地下に岩の多い地層があるため,生活用水には主に雨水を用いるほか,4キロ離れた井戸まで日々天秤を担いで水を汲みに行き生活用水を確保しなければならないが,労働力は都会に流出し,農村に残された老人,子供,女性などが重労働である水くみを行っている。


 一方,同郷羅家溝には十分な水源があり,水質は生活用水の基準に達しているため,そこを新たな水源として上水道を整備することは可能である。


(5)裨益効果:
 本件の実施により,蘇渓郷の住民128世帯500人が安全な生活飲用水を確保できるようになる。


(6)供与限度額:104,487米ドル

 

 


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