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「陝西省安康市白河県茅坪中心医療環境改善計画」
の贈与契約署名式を開催

(13.03.14)

 

 3月14日、北京市において、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「陝西省安康市白河県茅坪中心医療環境改善計画」の贈与契約署名式が執り行われました。当館より齋藤法雄公使、木村順治書記官が、中国側より黄保中・陝西省外事弁公室副処長、涂斌・陝西省安康市白河県衛生局局長他が出席しました。

 

  

 

 

【署名案件】
(1)案 件 名:陝西省安康市白河県茅坪中心医療環境改善計画
(2)被供与団体:陝西省安康市白河県衛生局
(3)案件概要:地域住民に安全な環境のもとで医療を提供するため、1970年代に建てられ老朽化が進む衛生院総合棟の代わりに、医療技術棟(総建築面積500㎡、3階建、各フロア約152.4㎡)を新たに建築する。
(4)案件の社会的背景・ニーズ:
 陝西省南部に位置する白河県は、面積1,450k㎡、人口20.9万人である。県民の平均収入は、都市部が14,410元(約2,315米ドル)、農村部が3,302元(約530米ドル)と低く、国家級貧困県に指定されている。
白河県茅坪中心衛生院は1953年設立の公立医療機関であり、医師20名、看護師6名、その他職員4名の計30名が勤務し、入院ベッド数は100床、年間来院患者数は述べ2.1万人である。
 同衛生院の現有建物は、総合棟、入院棟が各1棟である。現在ある総合棟を取り壊し、医療技術棟を建設予定。同衛生院は1970年代に建設されたもので、老朽化が進んでいる。四川大地震、2010年7月、2011年9月の洪水などの影響を受け多数の執務室がD級建築物に指定されている。また、同院内の部屋数も足りておらず、現在ある衛生院の部屋数だけでは患者の治療、入院などに対応することは不可能である。
 こうした状況を改善するためには、現有の総合棟の改築が不可欠であるが、同県衛生局の財政状態はすべてを上級政府の資金交付に頼っており(2011年度歳入4,805,290元(すべて交付金)、歳出4,669,725元(約751,952米ドル))、同県政府独自で当該整備費用を捻出することは困難であるため、日本政府へ支援を要請越したものである。
(5)裨益効果:
 本件の実施により、白河県茅坪の各村3.5万人及び周辺地区の住民約5.2万人が安全性の高い医療サービスを享受できるようになる。
(6)供与限度額:119,753米ドル


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