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「山東省滕州市張汪鎮賈庄小学校建設計画」の贈与契約署名式を開催

(13.03.15)

 

 

  3月15日、北京市において、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「山東省滕州市張汪鎮賈庄小学校建設計画」の贈与契約署名式が執り行われました。当館より野村参事官、木村書記官が、中国側より李継凱・東北亜細亜開発研究院産業経済研究所所長、韓超・山東省滕州市教育局副局長、劉書年・山東省滕州市張汪鎮教育委員会主任他が出席しました。

 

【署名案件】


(1)案 件 名:山東省滕州市張汪鎮賈庄小学校建設計画


(2)被供与団体:山東省滕州市張汪鎮教育委員会


(3)案件概要
 山東省滕州市張汪鎮賈庄小学校の生徒及び教師に、安全で快適な教育環境を提供するため、老朽化により使用不可の旧校舎を取り壊し、新たに校舎(コンクリート構造、2階建て、建築面積1,102㎡、教室8、活動室2、職員室2の全12室)1棟を建設する。


(4)案件の社会的背景・ニーズ
 山東省滕州市は、山東省南部に位置し、人口約170万人、面積1,485k㎡の地方都市である。主要な産業は農業、工業、旅行業で、住民の年間平均収入は、都市部20,193元(約3,256米ドル)、農村部9,287元(約1,497米ドル)である。


 賈庄小学校は山東省滕州市中心地から30キロ離れた張汪鎮賈庄村に位置し、地域の基礎教育機関として同村及び周辺7村(邱倉村、周楼村、南賈庄村、前許楼村及び他3村)から生徒を受け入れている。現在同校には6歳から12歳までの生徒260人が在籍、教職員20人が勤務している。


 1985年に建設された現在の校舎(レンガ造り)は13教室(913.4㎡)を有しているが、床板の陥没劣化、内壁の塗装剥離、亀裂が散見され、電灯がつかない教室も多いほか、教室の窓ガラスも一部破損しており、天井も崩落のおそれがある。また、雨漏りにより実際に利用できる教室は1部屋もない。このため、今年9月から、同校の生徒は、近隣の学校(壩橋小学校)で授業を受けているが、教室は狭隘で、充実した教育環境とはいえない状況である。


 こうした現状を改善するためには、新しい校舎の建設が不可欠であるが、同校の教育行政の企画立案・実施を行っている張汪鎮教育委員会は財政的に余裕がなく、当該建設費用を全額捻出することは困難であるため、日本政府へ支援を要請した。


(5)裨益効果
本件実施により、賈庄小学校に通学する260人の生徒および20人の教職員が直接裨益する。


(6)供与限度額:121,727米ドル


(7)特記事項:本件の竣工後、コクヨ株式会社より同小学校に対し600冊(児童1名当たり2冊)のノートが寄贈される予定である。

 


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