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「青海省楽都県聯星村幼児教育施設改修計画」の贈与契約署名式を開催

(13.03.19)

 

 

   3月19日、北京市において、平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「青海省楽都県聯星村幼児教育施設改修計画」の贈与契約署名式が執り行われました。当館より高橋書記官が、中国側より李尕桑瑞智・青海省平安県杰桑社区発展協会会長他が出席しました。

 

 

【署名案件】


(1)案 件 名:青海省楽都県聯星村幼児教育施設改修計画


(2)被供与団体:青海省平安県杰桑社区発展協会


(3)案件概要
 青海省楽都県に所在する幼稚園に対し,旧校舎の改修工事及び職員室,屋外トイレ,塀,門及び運動場を建設するもの。


(4)案件の社会的背景・ニーズ
 青海省北東部に位置する楽都県は,人口29.2万人(うち少数民族割合約10%),面積2,820k㎡を有する。主要な産業は農業で,住民の年間平均収入は,都市部14,000元(約2,258米ドル),農村部4,700元(約758米ドル)と極めて低く,国家級貧困県に指定されている。


 聨星村幼稚園は,楽都県中心地から40キロ離れた聨星村に位置し,1965年に建設された校舎2棟(レンガコンクリート造り,北側校舎142.5㎡,4室及び南側校舎134.64㎡,3室)は,内壁の塗装剥離,窓の破損が随所に確認でき,特に天井の痛みは激しく雨漏りもあり,電灯がつかない教室も多く,正常に利用できる教室は1部屋しかない。このため,同園に入園を希望する児童は80人のうち20人のみを受け入れ,残り60人の児童は周辺の村(童家村,高営村及び大庄村)の幼稚園に通ったり,幼稚園に通園できず自宅待機をしたりしている状態である。また,同園にはトイレが設置されていないため,周辺の空き地で用を足しており,充実した教育環境からは程遠い状況である。


 更に,職員室(レンガコンクリート造り,58.5㎡,2室)も,老朽化が進み危険家屋に指定され,正常に使用できないため,教師は膨大な書類等を保管できず,自宅に持ち帰らざるを得ず,授業の効率化を図ることが難しい状況である。


 こうした現状を改善するためには,旧校舎の改修工事,職員室,屋外トイレの建設が不可欠であるが,同幼稚園の教育行政の企画立案・実施を行っている楽都県教育局は財政的に余裕がなく,当該建設費用を捻出できないため,日本政府に要請越したものである。


(5)裨益効果
本件実施により,聨星村幼稚園に在籍する児童20人,教職員1人が直接裨益するほか,60人が,新たに通園できるようになる。


(6)供与限度額:101,075米ドル


(7)特記事項:本件の竣工後,コクヨ株式会社より同幼稚園に対し240冊(児童1名当たり2冊)のノートが寄贈される予定である。

 


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