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「四川省広安市公衆衛生計画」の竣工式を開催

(13.11.13)

 

  

 11月13日、四川省広安市のプロジェクトサイトにおいて、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「四川省広安市公衆衛生計画」の竣工式が執り行われました。当館より貝塚正彰公使が、中国側より蔣暁明・広安市広安区政府副区長、劉小平・広安市広安区扶貧移民局局長ほかが出席しました。

 

 

【案件概要】


(1)案件名:四川省広安市公衆衛生計画


(2)被供与団体:四川省広安市広安区人民政府


(3)供与額:104,487米ドル


(4)案件概要:上水道設備(井戸,機械室2室,集水池40㎥,反応池20㎥,沈澱池20㎥,ろ過池20㎥,清水池100㎥,給水塔30㎥,減圧池100㎥,給水管5800m)


(5)裨益効果:本件の実施により,蘇渓郷の住民128世帯500人の安全な生活飲用水の確保が可能となった。


(6)案件の社会的背景
 四川省広安市広安区は,四川省南部に位置し,面積は1,536k㎡であるが,そのうち平地はわずか49.35平方キロメートルしかなく,山間地区は96.86%と地区の大部分を占めており,平地面積が極めて少ない。人口は約126万人であり,そのうち農業就業人口は103万人,主要産業は農業であり,農村部の県民の平均年収は3,938元(邦貨約47,211円)と低く,国家級貧困県に指定されている。


 プロジェクトサイトである蘇渓郷は,2010年7月10日に発生した大洪水により,21世帯分の家屋が押し流され,政府の計画に洪水の心配の少ない比較的地勢の高い干埝村地区に移住したものの,安全かつ十分な水を得られずにいた。同郷は,地下に岩の多い地層があるため,生活用水には主に雨水を用いるほか,4キロ離れた井戸まで日々天秤を担いで水を汲みに行き生活用水を確保しなければならなかった。さらに、労働力は都会に流出しているため,農村に残された老人,子供,女性などが重労働である水くみを行っていた。


 一方,同郷羅家溝には十分な水源があり,水質は生活用水の基準に達していたため,そこを新たな水源として、今回、上水道整備を行った。

 


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