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「河南省沈丘県淮河村庄浄水装置設置計画」の署名式を開催

(14.03.06)

 

 

 3月6日、当館における平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件、「河南省沈丘県淮河村庄浄水装置設置計画」(1件)の署名式が、当館において執り行われました。署名式には、当館より大矢一夫参事官、井上直己書記官ほか、中国側より何航舟・河南省沈丘県人民政府外事僑務弁公室主任、霍岱珊・淮河水系生態環境科学研究中心会長ほかが出席しました。

 

 

【案件詳細】

  1. 案件名:「河南省沈丘県淮河村庄浄水装置設置計画」
  2. 被供与団体:淮河水系生態環境科学研究中心
  3. 供与額:119,177ドル
  4. 案件概要: 河南省淮河流域において、上質な飲料水を確保するため、淮河流域10の村に生物浄水装置を各一台設置する。また、水と健康に関するパネル展を開催する。
  5. 裨益効果:プロジェクト実施後、対象地域の村の住民12,000人が飲用する井戸水の水質が改善される。
  6. 案件の社会的背景
    ●沈丘県淮河村は河南省の南東部淮河流域に位置し、省都・鄭州からは270キロの距離にある。面積は1,080平方キロメートル、人口は123万人を有する。農業を主産業とし、小麦、トウモロコシ、大豆、綿、ゴマなどが主要産品である。海抜は36メートルと低く、干ばつや冠水になりやすい。
    ●1994年秋に干ばつ対策として淮河の支流である潁河、蔡河、泉河などをつなぎ灌漑農業を行ったところ、淮河流域の汚染が原因で同サイトの土地も汚染され、収穫が80%減少するなど深刻な被害が起きた。
    ●これまで、淮河流域では地下水の水質汚染問題解決のために、通常より深く井戸を掘るなどの対応がされたこともあるが、より幅広い地域住民による水へのアクセシビリティーを高めることも課題となっている。
    ●被供与団体は、これまでも世銀等の援助を受け、淮河流域の村落に生物浄水装置(混濁した地下水をろ過し浄化する装置)を設置することで、地下飲用水の水質改善を図ってきた。しかし、資金不足により設置箇所は限られており、利用可能地域は依然として限定的である。このため、草の根無償資金協力による支援の要請に至った。

 


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