【対中ODA40周年】日中経済技術協力40周年シンポジウム「対中ODAと日中関係 40年の歴史と回顧と新たな協力の展望に向けて」(2019年12月11日)
令和元年12月16日
12月11日,対中ODA40周年を記念し,中日青年交流センターにおいて,国際協力機構(JICA)主催のシンポジウム「対中ODAと日中関係-40年の歴史と新たな日中協力に向けてー」が開催され,横井裕大使が出席し,挨拶を行いました。
横井大使は,1979年に始まった日本の対中ODAが,中国の改革開放に貢献すると同時に,日本にも裨益する形で行われてきたことを,自身の対中ODAとの関係を交えながら紹介しました。また,シンポジウム会場である中日青年交流センターは先般亡くなられた中曽根総理が1984年に訪中した際に建設を提案されたものであること,大使自らが本センターの設立に向けた業務に従事したことを紹介し、開業から30年近く経ったいまでもセンターが日中友好の架け橋としての役割を発揮し、多くの交流事業を実施していることを高く評価しました。また,このシンポジウムは,今後の日中協力につながる足場を固める上で意義深いものであり,学生を含む未来の日中関係を担う次世代の方々が,先人が築き上げた基盤を学ぶ機会となることを期待すると述べました。
シンポジウムには北京外国語大学,北京林業大学等の学生を含む150名近くが参加し,科学技術部,商務部の職員が来賓として出席しました。また講師として,北野尚宏・早稲田大学理工学術院教授,岡田実・拓殖大学国際学部教授,蔡亮・上海国際問題研究院アジア太平洋センター上級研究員,呉斌・北京林業大学教授,周冬霖・中日関係史学会理事,董旭輝・日中友好環境保全センター総工程師,尹勇鉄・中日友好病院国際交流合作弁公室対日業務執行リーダー・研究員,郭連友・北京外国語大学北京日本学研究中心主任・教授,李廷江・清華大学日本研究中心副理事長・教授が登壇し,円借款,無償資金協力,技術協力の成果について総括し,また新たな日中協力への提言が行われました。
横井大使は,1979年に始まった日本の対中ODAが,中国の改革開放に貢献すると同時に,日本にも裨益する形で行われてきたことを,自身の対中ODAとの関係を交えながら紹介しました。また,シンポジウム会場である中日青年交流センターは先般亡くなられた中曽根総理が1984年に訪中した際に建設を提案されたものであること,大使自らが本センターの設立に向けた業務に従事したことを紹介し、開業から30年近く経ったいまでもセンターが日中友好の架け橋としての役割を発揮し、多くの交流事業を実施していることを高く評価しました。また,このシンポジウムは,今後の日中協力につながる足場を固める上で意義深いものであり,学生を含む未来の日中関係を担う次世代の方々が,先人が築き上げた基盤を学ぶ機会となることを期待すると述べました。
シンポジウムには北京外国語大学,北京林業大学等の学生を含む150名近くが参加し,科学技術部,商務部の職員が来賓として出席しました。また講師として,北野尚宏・早稲田大学理工学術院教授,岡田実・拓殖大学国際学部教授,蔡亮・上海国際問題研究院アジア太平洋センター上級研究員,呉斌・北京林業大学教授,周冬霖・中日関係史学会理事,董旭輝・日中友好環境保全センター総工程師,尹勇鉄・中日友好病院国際交流合作弁公室対日業務執行リーダー・研究員,郭連友・北京外国語大学北京日本学研究中心主任・教授,李廷江・清華大学日本研究中心副理事長・教授が登壇し,円借款,無償資金協力,技術協力の成果について総括し,また新たな日中協力への提言が行われました。
![]() 会場の様子 |
![]() 横井大使挨拶 |
![]() 横井大使挨拶 |
![]() シンポジウムの様子 |