新型コロナウイルス感染症(西安市政府発表:西安市内に入る者の管理等)

令和2年2月12日
 

【ポイント】

●西安市政府は,新型コロナウイルス感染症対策のため,2月8日から,西安威陽国際空港,西安駅等から西安市内に入る者に対し,「西安疫病予防治療網格化システム」への登録と,14日間の自主的隔離観察を義務づけると発表しました。(概要は【本文】)

 
 

【本文】

2月7日,西安市政府が発表した内容は以下の通りです。ご確認ください。

1.2月8日午後9時から,西安市威陽国際空港,西安駅,西安北駅,西安西駅,鄠邑(こゆう)駅、阿房宮駅の「1港5駅」から西安に入る者(西安市民か否かに関係なく)は、皆必ずQRコードのスキャンにより「西安疫病予防治療管理システム」に登録して情報を入力するとともに、自宅・ホテルにおいて14日間の自主的隔離観察を行わなければならない。

2.空港・駅を離れたら,3時間以内に入力した自宅・ホテルに到達しなければならない。

3.逗留する小区(指定ホテル,村組織)の入口に職員がいるので,各人専属のQRコードを提示し,職員がスキャンしてチェックする。間違いがなければ入場が許可され,14日間の居宅内での隔離観察が開始される。

4.逗留する居室には,職員が毎日2回訪問し,状態確認と検温を行う。問題なく期間満了となれば,職員の確認により,隔離措置を解除する。

5.これらの処置を拒否する者は,法により処罰し,刑事責任を追及されることもある。
 
なお,西安市政府に確認したところ,上記の自主的隔離観察等の措置は,日本人を含む外国人にも適用があるとのことです。
 

(参考)
○西安市政府の発表(中国語)
 http://www.xa.gov.cn/xw/gsgg/5e3d08b6f99d65775059122d.html

(問い合わせ先)
○在中国日本国大使館領事部
 電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964