中日友好環境保全センター(生態環境部環境発展中心)の視察(2020年12月7日)
令和2年12月18日

ダイオキシン汚染制御重点実験室

12月7日、当館の志水史雄・特命全権公使及び七澤淳・経済部公使は、北京市にある中日友好環境保全センターを視察しました。同センターは1988年に日中平和友好条約締結10周年を記念して設立につき合意し、日本からの無償資金協力(合計約105億円)により1996年に開所しました。また、1992年から現在まで技術協力プロジェクトを実施してきました。
任勇同センター主任からは、これまでに日本から短期・長期の専門家延べ377名が派遣されたこと、中国から274名の環境行政関係者が訪日研修を受けたこと、計3.9億円の機材が日本から同センターへ提供されたこと、日中の協力が水質、廃棄物、環境教育等の面で中国の関連政策の決定に大きな役割を果たしたこと、中国全国で製鉄所の脱硫施設、下水道建設等12の円借款プロジェクトが実施されたこと等に対して感謝の意が示されました。
志水公使からは、対中ODA終了後も日本側は同センターと交流・協力を維持し、地域及び世界の課題に共同で貢献することを期待している等を述べました。
任勇同センター主任からは、これまでに日本から短期・長期の専門家延べ377名が派遣されたこと、中国から274名の環境行政関係者が訪日研修を受けたこと、計3.9億円の機材が日本から同センターへ提供されたこと、日中の協力が水質、廃棄物、環境教育等の面で中国の関連政策の決定に大きな役割を果たしたこと、中国全国で製鉄所の脱硫施設、下水道建設等12の円借款プロジェクトが実施されたこと等に対して感謝の意が示されました。
志水公使からは、対中ODA終了後も日本側は同センターと交流・協力を維持し、地域及び世界の課題に共同で貢献することを期待している等を述べました。

志水公使と七澤公使
