新型コロナウイルス感染症(北京市発表:「中」「高」リスク地区で北京に戻るのを待機している者に対する予防・コントロール管理措置)
令和3年8月9日
●北京市は8月7日夕方に記者会見を行い、北京市に新型コロナウイルス感染症が流入するリスクを最大限減少させるため、「中」「高」リスク地区で北京に戻るのを待機している者に対する予防・コントロール管理措置を本日(7日)の記者会見後から開始する旨を発表したところ、概要は次のとおりです。
1 チケットの購入制限等。「中」「高」リスク地区が所在する県(市、区、旗、直轄市の場合は所在する区)にいる者及び14日以内に当該地域に滞在歴がある者で、北京に戻るのを待機している者の鉄道チケット、航空チケットの購入を制限し、車で北京に入ろうとする者に対しては、検査場で検査をし、引き返らせる。
2 「北京健康宝」のコードの状態を調整する。現在なお「中」「高」リスク地区が所在する県(市、区、旗)にいる者に対しては、「北京健康宝」のコードの状態を「黄色コード」に調整する。14日以内に「中」「高」リスク地区が所在する県(市、区、旗)への滞在歴があり、まだ北京に戻っていない者に対しては、「北京健康宝」は「注意喚起」を表示する。北京に戻るのを待機している者の所在地の予防・コントロール政策が北京よりも厳しい場合には、同地の政策に従う。
3 出発地での検査を厳格にする。各空港、鉄道の駅では、北京に入る者の「北京健康宝」の確認を厳格に行い、緑コードでない者に対しては、搭乗(乗車)を認めない。「北京健康宝」をダウンロードしていない者については、現場でダウンロードさせ、コードの状態を確認する。
4 状況別に「北京健康宝」を緑コードに戻す。「黄色コード」の者については、所在する県(市、区、旗)全域が低リスク地区になるか、或いは14日以内に「中」「高」リスク地区が所在する県(市、区、旗)での滞在歴がなくなった後に、緑コードに戻る。「注意喚起」が出た者については、連続して14日間「中」「高」リスク地区が所在する県(市、区、旗)での滞在歴がなくなった後、緑コードに戻る。