新型コロナウイルス感染症(北京市発表:11月17日0時~北京に入る(戻る)には48時間以内のPCR検査陰性証明と「北京健康宝」の「緑コード」が必要)

令和3年11月15日
●北京市は11月13日夕方に記者会見を行い、今般の市中感染の拡大を受け、先日(10月24日)発表した北京に入る者に対する管理コントロール措置を調整する旨発表したところ、概要は次のとおりです。
 
1 北京に入る(戻る)には、48時間以内のPCR検査陰性証明と「北京健康宝」の「緑コード」が必要であり、市中感染者が14日以内に1例以上いる県(市、区、旗)に滞在歴がある者の場合は、北京に入る(戻る)ことを厳格に制限する。航空、鉄道、道路は出発地の搭乗時と北京に入る際の検問所での検査を強化する。周辺(環京)地区から通勤する者は、この措置が施行された後初めて北京に入る(戻る)には48時間以内のPCR検査陰性証明を所持しなければならず、その後北京に入る(戻る)際には、14日以内のPCR検査陰性証明を毎回所持すること。
 
※当館から北京市外事弁公室に確認したところ、日帰りの出張等で北京市から出て北京市に戻る場合であっても、48時間以内のPCR検査陰性証明は必要とのことです。
 
2 14日以内に陸路の国境検問所がある県(市、区、旗)に滞在歴のある者は必要がなければ北京に入(戻)ってはならない。北京にいる者は必要がなければ陸路の国境検問所がある県(市、区、旗)に行ってはならない。
 
3 北京で全国的な会議、研修などのイベントを開催することを厳格にコントロールする。開催する必要があれば、主催者は感染症予防とコントロール主体の責任を確実に履行し、専門の防疫計画を策定し、感染リスクのある者の参加を厳格に防止し、開催期間中に閉鎖管理を実施し、人員は外出してはならない。
 
●上記の措置は11月17日0時から実施されます。
 
●今後の感染症の発生状況により、各地において新たな措置が発表される可能性がありますので、中国国内で出張・旅行をする際は、特に、中国当局の感染状況に関する発表や住居、宿泊ホテル、空港、駅などにおける防疫措置に関する最新情報の入手に努めるとともに、改めて、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。