新型コロナウイルス感染症(北京市の防疫措置について)(2月22日更新)

令和4年2月22日
2022年2月22日、赤字部分を更新しました
【2021年11月13日発表事項】
●北京市は11月13日夕方に記者会見を行い、今般の市中感染の拡大を受け、先日(10月24日)発表した北京に入る者に対する管理コントロール措置を調整する旨発表したところ、概要は次のとおりです。
●下記の措置は11月17日0時から実施されます。
 
 1 北京に入る(戻る)には、48時間以内のPCR検査陰性証明と「北京健康宝」の「緑コード」が必要であり、市中感染者が14日以内に1例以上いる県(市、区、旗)に滞在歴がある者の場合は、北京に入る(戻る)ことを厳格に制限する。航空、鉄道、道路は出発地の搭乗時と北京に入る際の検問所での検査を強化する。周辺(環京)地区から通勤する者は、この措置が施行された後初めて北京に入る(戻る)には48時間以内のPCR検査陰性証明を所持しなければならず、その後北京に入る(戻る)際には、14日以内のPCR検査陰性証明を毎回所持すること。
 
 ※当館から北京市外事弁公室に確認したところ、日帰りの出張等で北京市から出て北京市に戻る場合であっても、48時間以内のPCR検査陰性証明は必要とのことです。
 
 2 14日以内に陸路の国境検問所がある県(市、区、旗)に滞在歴のある者は必要がなければ北京に入(戻)ってはならない。北京にいる者は必要がなければ陸路の国境検問所がある県(市、区、旗)に行ってはならない。
 
 3 北京で全国的な会議、研修などのイベントを開催することを厳格にコントロールする。開催する必要があれば、主催者は感染症予防とコントロール主体の責任を確実に履行し、専門の防疫計画を策定し、感染リスクのある者の参加を厳格に防止し、開催期間中に閉鎖管理を実施し、人員は外出してはならない。

  ・北京市の発表全文(中国語)
  ・10月24日の北京市発表(当館領事メール)
  
【2022年1月17日発表事項】
●北京市政府は、オミクロン株の市中感染の発生を受け、北京市へ入る(戻る)者に対する防疫措置の追加を発表(1月17日)したところ、概要は次のとおりです。

1 北京に入る(戻る)者は48時間以内のPCR検査陰性証明と、「北京健康宝」の「緑コード」の所持に加え、2022年1月22日0時から3月末までの間、北京到着後72時間内に1回のPCR検査をしなければならない。通勤者については既存の政策規定を引き続き実行する。なお、PCR検査が遅れた人には「北京健康宝」に注意喚起画面が表示され、外出や日常生活に支障を来す可能性がある。

2 市民は北京に着き次第すぐに所在地の社区(村)、勤務先またはホテルに報告し、PCR検査をしっかり行い、健康管理等の防疫業務を実行すること。また、報告を怠り、防疫業務に協力せず、重大な結果を招いた場合は、法に基づき責任を追及する。

  ・北京市の発表全文(中国語)
 
【2022年1月18日補足事項】
●北京市政府は18日に会見を行い、先日発表した「1月22日0時以降、北京到着後72時間以内に1回のPCR検査が必要」との措置についての補足説明を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 北京へ入る(戻る)者は、1月22日0時から3月末までの間、北京到着後72時間以内に1回のPCR検査を行う必要があるが(集中隔離、自宅隔離、または健康モニタリングが必要な者を除く)、北京到着後72時間以内に北京を離れる場合は、PCR検査は不要である。なお、いずれの場合であっても、北京に入る(戻る)前48時間以内の陰性証明の所持は必須である。

2 3歳以下の乳幼児は、北京到着後72時間以内のPCR検査は不要である。

3 北京周辺地区から通勤する者は、既存の政策規定を引き続き実行する。すなわち、初めて北京に入る(戻る)には48時間以内のPCR検査の陰性証明を所持しなければならず、その後は北京へ入る(戻る)ごとに14日以内のPCR検査を所持する必要があるとしている。これに加え、当面の感染発生の状況を鑑み、状況が安定するまで、天津方向からの通勤者は北京へ入る(戻る)たびに48時間以内のPCR検査の陰性証明を所持しなければならない。※赤字の措置については、2月21日に終了しました。

  ・北京市の会見(中国語)