安倍晋三元内閣総理大臣の逝去について(2022年7月8日)

令和4年7月8日
7月8日、参議院選挙の遊説中に銃撃を受けた安倍晋三元内閣総理大臣がお亡くなりになりました。民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行は、決して許すことはできません。
安倍元総理は、日本の憲政史上最長となる通算3188日間にわたって内閣総理大臣の職を務められ、その在任中、国内外の諸課題に対して、確固たる信念と強力なリーダーシップを持って取り組まれました。外交面では、激動の国際情勢を前に、地球儀を俯瞰する外交を展開し、世界各国の指導者と強固な信頼関係を構築されました。中国との関係でも、5回に及ぶ訪中や様々な国際会議等の機会を捉え、習近平国家主席や李克強総理を始めとする中国側の指導者と会談を重ね、日中関係の改善と発展に多大な貢献をされました。
ここに謹んで安倍元総理の御冥福をお祈りするともに、御遺族に心からのお悔やみを申し上げます。

在中華人民共和国日本国特命全権大使垂秀夫及び大使館員一同