垂大使が日中投資促進機構主催イベント「日中国交正常化50周年記念~日中交流50周年を振り返るパネル・ディスカッション~」にビデオメッセージを寄せた(2022年9月7日)

令和4年9月9日
垂大使が日中投資促進機構主催イベント「日中国交正常化50周年記念~日中交流50周年を振り返るパネル・ディスカッション~」にビデオメッセージを寄せた(2022年9月7日)
9月7日、垂大使は、日中投資促進機構主催イベント「日中国交正常化50周年記念~日中交流50周年を振り返るパネル・ディスカッション~」にビデオメッセージを寄せました。
 
垂大使はメッセージの中で、50年の中で変化した日中の経済関係を振り返り、両国が直面する課題について、以下のとおり指摘しました。
 
まず、中国の課題として、「多くの企業が中国でのビジネス環境の動向に注目しているが、中国の法制度に対する懸念も少なくない。日系企業が安心してビジネスを行うためには、国際的なルールに則った法の支配の一層の確立が求められる。」と述べた。
 
次に、日本の課題として、「日本企業の競争力を維持する上で必要な技術を守ることは大前提であるが、『守り』のみに徹していては、グローバルなビジネス環境を勝ち抜くことはできない。『攻め』の姿勢も忘れてはいけない。」と述べた。