静岡県・浙江省友好県省締結40周年オンライン記念式典の開催(2022年11月22日)
令和4年11月23日


11月22日、垂大使は、静岡県と浙江省の友好協定締結40周年を記念するオンライン式典でビデオメッセージによる挨拶を行いました。
垂大使は、日本と中国は、「永遠の隣人」として共に助け合い発展してきた関係にあり、地方間交流はその核となってきたこと、引き続き静岡県と浙江省の交流を最大限支援していく旨述べました。
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本年は日中両国が1972年に国交を正常化してから50年という重要な節目の年に当たります。こうした時期に、静岡県と浙江省の友好県省締結40周年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。
日本と中国は、これまで「永遠の隣人」として共に助け合い発展してきた関係にあります。そして、その核となってきたのが、地方間の交流でありました。私どもは日中の地方間交流を極めて重視しており、大使として中国の地方を可能な限り公式訪問するようにしています。近い将来、浙江省へも是非訪問し、地方間交流を後押ししたいと考えております。
一口に地方間の交流と言っても、中国の地方政府と日本の地方自治体とでは、面積や人口の規模、発展段階等が大いに異なります。静岡県と浙江省は共にお茶が有名で温暖な気候であるという共通点もありますが、面積や人口規模、主要産業等、異なる点も多くあります。論語に「君子は和して同ぜず」という言葉があります。主体性を失わず協調していくということですが、ここでは互いの違いを認め合いながら協力していくということになりましょう。静岡県と浙江省が長らく途切れることなく、その相異を乗り越えて経済・文化関係を中心に交流を推進してきたのはまさに「和して同ぜず」という考え方が定着されていたからであると考えています。
これまで40年の長きにわたり、交流を進めてこられた静岡県及び浙江省の関係者の皆さまに崇高なる敬意を表すると共に、私共、在中国日本国大使館としましては、今後とも静岡県と浙江省の交流を最大限支援していきたいと考えています。
最後になりますが、静岡県と浙江省の皆様のより一層の御発展と、御列席の皆様の御健勝をお祈りするとともに、日中関係の更なる発展を心から願って、私の挨拶とさせていただきます。
垂大使は、日本と中国は、「永遠の隣人」として共に助け合い発展してきた関係にあり、地方間交流はその核となってきたこと、引き続き静岡県と浙江省の交流を最大限支援していく旨述べました。
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本年は日中両国が1972年に国交を正常化してから50年という重要な節目の年に当たります。こうした時期に、静岡県と浙江省の友好県省締結40周年を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。
日本と中国は、これまで「永遠の隣人」として共に助け合い発展してきた関係にあります。そして、その核となってきたのが、地方間の交流でありました。私どもは日中の地方間交流を極めて重視しており、大使として中国の地方を可能な限り公式訪問するようにしています。近い将来、浙江省へも是非訪問し、地方間交流を後押ししたいと考えております。
一口に地方間の交流と言っても、中国の地方政府と日本の地方自治体とでは、面積や人口の規模、発展段階等が大いに異なります。静岡県と浙江省は共にお茶が有名で温暖な気候であるという共通点もありますが、面積や人口規模、主要産業等、異なる点も多くあります。論語に「君子は和して同ぜず」という言葉があります。主体性を失わず協調していくということですが、ここでは互いの違いを認め合いながら協力していくということになりましょう。静岡県と浙江省が長らく途切れることなく、その相異を乗り越えて経済・文化関係を中心に交流を推進してきたのはまさに「和して同ぜず」という考え方が定着されていたからであると考えています。
これまで40年の長きにわたり、交流を進めてこられた静岡県及び浙江省の関係者の皆さまに崇高なる敬意を表すると共に、私共、在中国日本国大使館としましては、今後とも静岡県と浙江省の交流を最大限支援していきたいと考えています。
最後になりますが、静岡県と浙江省の皆様のより一層の御発展と、御列席の皆様の御健勝をお祈りするとともに、日中関係の更なる発展を心から願って、私の挨拶とさせていただきます。